ホンダ、1年半ぶり勝利も苦しい状況変わらず? チーム幹部「シーズンを変えるとは思わない」

ホンダMotoGPのチームマネージャーを務めるアルベルト・プーチは、第8戦ドイツGPでマルク・マルケスが優勝したからといって、苦戦の続くホンダの状況が一変するわけではないと語った。

ホンダ、1年半ぶり勝利も苦しい状況変わらず? チーム幹部「シーズンを変えるとは思わない」

 6月中旬に行なわれたMotoGP第8戦ドイツGPでは、レプソル・ホンダのマルク・マルケスが優勝。ホンダにとって、そしてマルケスにとっても1年半ぶりの優勝となった。

 ホンダは2020年シーズンにマルケスが怪我で戦線を離脱すると、勝利から遠ざかってきた。2020年の表彰台は僅か2回。1982年の最高峰クラス復帰以来初めての未勝利シーズンとなり、2021年シーズンに入っても表彰台に手の届かないレースが続いていた。

 もしホンダが表彰台を獲得できないままシーズンを終えていた場合、優遇措置適用のメーカーとなってしまっていただけに、今回のマルケスによる優勝は大きな意味を持っている。

 チームマネージャーのアルベルト・プーチはドイツGP優勝という結果がホンダにとって重要だとは認める一方で、ホンダの抱える問題が解決されたわけではないと、今後に関してシビアな目線で見通しを語っている。

Alberto Puig, Repsol Honda Team Team Principal

Alberto Puig, Repsol Honda Team Team Principal

Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images

「ホンダのように、レース活動を通じて非常に多くの勝利に慣れ親しんできた企業にとっては、非常に苦しい時期だった」

 プーチはそう語る。

「だが人生は時に厳しいものだということは理解しているし、現時点で我々はいくつか問題を抱えている」

「我々にできうるベストな方法で、RC213Vの問題を解決しようと作業に取り組んでいるところだ」

「マルクが100%の状態ではないことも同じように分かっている。ドイツGPの決勝レースは勝利を収めることができ、重要な1日となった。だが問題が解決されたとは考えていない」

「我々はマルクだけではなくライダー全員に可能な限りベストなバイクを提供する努力をする。正直に言っておくと、この結果がシーズンを変えるとは思わない」

「我々は抱えている問題を解決しなければならない。マルクも依然として回復を続ける必要がある。今シーズンは浮き沈みがあるだろう」

「ザクセンリンクでの結果は非常に重要だ。しかしだからといって全てが解決されたということは意味しない」

「問題は全て解決したと考えるのは間違いだろう。我々は少しずつ改善できることを考え、アッセンでの新たな戦いに立ち向かわなければならない」

 

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