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ホンダのマシンはオーバーテイクができん! アレックス・リンス「2年前のスズキ時代の苦戦を思い出す」

LCRホンダのアレックス・リンスは、今季から新たに走らせているホンダ・RC213Vの抱えている問題もあり、2年前に苦しんだスズキ時代を思い出すと語った。

Alex Rins, Team LCR Honda

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP2023年シーズンにスズキからLCRホンダへ移籍したアレックス・リンス。新たな愛機となるホンダ・RC213Vの現状は、2年前のスズキ時代の苦戦を思い起こさせるモノだという。

 リンスは開幕戦ポルトガルGPでスプリントレースを13位、決勝レースを10位でフィニッシュ。ホンダでのデビュー戦は鮮烈なモノとまではいかなかった。

 彼はホンダのマシンの現在の状況について、リヤグリップに問題があることでストレートではライバルに追いつくことができず、2021年にスズキで味わった苦戦を思い出すものだったと説明した。

「僕にとって最も難しかったのは、オーバーテイクだったんだ」と、リンスは開幕戦を振り返る。

「ちょっとフラストレーションが溜まった。結局追い抜かれる側でしかなかったからね。ちょっとポジションを取り戻したスタートでの1~2人を除けば、僕は他のライダーを誰もオーバーテイクすることができなかった」

「ちょっとした悪夢だったよ。ファビオ(クアルタラロ/ヤマハ)に追い抜かれたときも、僕は彼についていくことができたし、1分39秒台で走ることはできていたんだ」

「それでも非常に苦しんだレースだった。終盤には前方が少しプッシュしていたけど、僕もベストを尽くしてバイクを限界まで追い込んだ」

「2年前のスズキ時代を思い出させられた。あの時は他メーカーに比べてストレートでかなりタイムを失っていて、それをコーナーで全て取り戻すという感じだったんだ」

 リンスはマシンの抱えているリヤグリップの問題について「マシンはただスピンしているだけで、コーナーでもブレーキングで攻めることができていなかった。タイヤが機能していなくて、そこが問題だった」と付け加えている。

 今週末は連戦で第2戦アルゼンチンGPが行なわれる。今回はマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が負傷欠場することになった結果、リンスがマルケスによって選ばれた最新のシャシーのテスト役となったという。

「マルクが今回はいないから、ホンダは彼が使っていたシャシーを僕に試させることにしたんだ。僕のモノと比べても小さな変化だけど、様子を見てみよう」

「ポルトガルGPでのバイクと新しいモノ、そのふたつを使って比較を行なうことになる。結論を出すために初日を使うことになるけど、今回のことでグランプリへのアプローチを少し変えることになるのは間違いない」

 
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