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ホンダMotoGP、インドネシア大苦戦は“旧設計タイヤ”のせい? エスパルガロ弟が「アンフェアだ」と憤慨

レプソル・ホンダのポル・エスパルガロは、MotoGPインドネシアGPで持ち込まれたタイヤ設計が変更されたことについて憤りを示している。

Pol Espargaro, Repsol Honda Team

Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGPは第2戦インドネシアGPの予選が終了し、ヤマハのファビオ・クアルタラロがポールポジションを獲得。対照的に4名全員がQ1敗退という苦境にあるホンダだが、どうやら今回のタイヤ構造も関係している様子だ。

 最高峰クラスにタイヤを供給するミシュランは、インドネシアGPの非常に暑いコンディションに対応するため、2018年のタイGPで使用していた、より”硬い”カーカスを用いたタイヤを持ち込むことを決定した。

 しかしこのタイヤが一部のメーカーにとっては大きな問題となった。そしてホンダ勢は4名全員が予選Q1敗退という、悪夢のような1日を過ごすことになってしまった。

 レプソル・ホンダのマルク・マルケスはQ1で2度の転倒の末15番手タイム。チームメイトのポル・エスパルガロも16番手と、開幕戦で見せた速さは消え去ってしまっていた。

 特にエスパルガロはこの状況に不満を溜めている。彼は2022年の通常のタイヤに合わせて”最高のバイク”を作り上げたホンダがこうした悪影響を受けるのは、アンフェアだと感じている。

「ホンダは去年、そしてこのオフシーズン中にタイヤについてたくさんの情報を集めてきた。ここでも、バイクの問題を理解するためにたくさんの作業をしていた」

「チームは(昨年11月の)ヘレステストに新しいバイクを持ちこんで、そしてセパンテストには今のタイヤにピッタリ合うマシンを持ち込んできた」

「そして、マンダリカテストであったいくつかの問題に対して、ミシュランはその改善のために4年も前のタイヤを持ち込んでいる」

「僕らはグリッド上でも今の普通のタイヤに対してベストなバイクになっている。でもこのバイクは4年前のタイヤに向けて作られてはいないんだ」

「ドゥカティ勢はここでのテストで苦しんでいる様子が見られて、かなり遅かった。でも今、彼らは飛ぶように速い」

「そこは真面目に腹が立つよ。僕らは速かったはずだし、プレシーズン中に新型マシンで沢山の作業をしてきたんだ。こうしたやり方はアンフェアだと思う。ホンダは素晴らしい仕事をしていたと思うし、こうした結果は僕らにふさわしくない」

 エスパルガロは古い設計のリヤタイヤによって、フロントタイヤへの負荷が高まっていると説明。決勝レースでは完走できないことを危惧している。

「僕らはテストで気温によるタイヤの問題を抱えていた。でも今では、このタイヤでレースを完走できるかという問題があるんだ。笑い話だよね」

「フロントタイヤに大きな問題があるんだ。レースを完走できないかもしれなくて、どうすればいいのか分からないんだ」

「リヤが十分に機能していなくて、バイクを曲げられないんだ。それでフロントタイヤに過大な負荷が掛かって、温度が上昇し、フロントが壊れてしまうんだ」

「これはリヤタイヤから来る問題なんだ」

 マルケスも2月のマンダリカテストではエスパルガロがトップタイムを記録していたことを念頭に、今回直面している問題が“予想外“のモノだったと認めている。

 マルケスはフランコ・モルビデリ(ヤマハ)へのペナルティで14番グリッドに繰り上がったものの、決勝レースでは序盤から攻める必要があり、レース終盤までタイヤが持ちこたえてくれることを願っていると話した。

「明日については、カタールで見せたような忍耐は無理だ」

「攻める必要がある。リスクをとっていくことになる」

「大きすぎるリスクかどうかは判断することになるけど、少なくともトップ10フィニッシュをするためには、リスクを冒す必要があるんだ」

「勝利や表彰台を目標にリスクを負うと言っているんじゃない。14番手スタートだから、それは忘れる必要がある」

「でもカタールGPのように忍耐強く行くのは無理だろう。攻めて、追い抜いていくことが必要なんだ」

 
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