ホンダMotoGP、レプソルとのタイトルスポンサー契約延長へ?
ホンダのMotoGPファクトリーチームは、スペインの石油大手企業であるレプソルと、タイトルスポンサー契約を2年延長することになりそうだ。motorsport.comの取材で分かった。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPのホンダ・ファクトリーチームのタイトルスポンサーを務める、スペインの石油大手企業であるレプソルは、この契約を2年間延長し、2022年までとすることを決めたようだ。
レプソルは、1995年にホンダのワークスチームのタイトルスポンサーに就任。”レプソル・ホンダ”としてミック・ドゥーハンやバレンティーノ・ロッシ、ニッキー・ヘイデン、マルク・マルケスなど、数々のタイトル獲得に貢献してきた。
しかしここ数週間の噂によれば、レプソルがホンダのタイトルスポンサーを務めるのは今年限り……2021年以降は、レッドブルがタイトルスポンサーを務めることになるのではないかとすら言われていた。
レッドブルはすでに、レプソル・ホンダにスポンサードをしており、同ブランドのロゴは、RC213Vに大きく入れられている。また同社は、KTMのファクトリーチームのタイトルスポンサーを務めると共に、マルク・マルケスのパーソナル・スポンサーも務めている。こういったことが、レッドブルがホンダのメインスポンサーになるのではないか……そんな噂を裏付けることにもなった。
しかしmotorsport.comの取材によれば、ホンダとレプソルは、タイトルスポンサー契約を延長することで合意したようだ。この契約は間もなく発表され、その契約期間は2022年の終わりまでということになりそうだ。
今季のホンダは、マルク・マルケスが怪我を負ったことによって長期間欠場している影響もあり、厳しいシーズンとなっている。今週末のアラゴンGPもすでに欠場が決まっており、HRCのテストライダーであるステファン・ブラドルが代役を務めることになるという。
マルク・マルケスの欠場に伴い、今季のホンダは長く表彰台を獲得できずにいた。しかし先日ル・マンで行なわれたフランスGPでは、弟のアレックス・マルケスが2位表彰台を獲得。自身にとって初、ホンダにとってもシーズン初の表彰台獲得ということになった。
ランキング上でホンダ勢首位に立っているのは、LCRホンダの中上貴晶でランキング5番手。ここまで全ライダー中唯一、全戦10位以内で完走するという安定感、なおかつ速さを見せており、ランキング首位のファビオ・クアルタラロ(ペトロナスSRT・ヤマハ)から34ポイント差につけている。
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