開幕戦で4位のクラッチロー「ホンダバイクは依然として乗るのが困難」

クラッチローは、開幕戦カタールGPで好成績を残したものの、ホンダのバイクは依然としてグリップを得るのが困難であると述べた。

 LCRホンダのカル・クラッチローは、開幕戦カタールGPで好成績を残したものの、ホンダのバイクは依然としてグリップを得るのが困難であると述べた。

 ホンダのライダーは実際のグランプリレースで使用されるサーキットで開催されたシーズン前テストで概ね好成績を残した。さらに2018年開幕戦カタールGPでレプソル・ホンダのマルク・マルケスは2位表彰台に上がった。

 しかしカタールGP4位となったクラッチローは、ホンダのパッケージに対し、依然としてグリップを得るのが難しいと述べた。

 ホンダはライバルよりも優れたバイクを用意できたのか訊くと、クラッチローは次のように語った。

「いいや、(良い結果を得られたのは)ホンダには良いライダーがいるからだ」

「マルクやダニ(ペドロサ)の力量やライディングをみればわかるだろう。僕はあのバイクに乗る良い方法を学んだ」

「ホンダは操縦するのが最も難しいことで有名だ。テレビでは常に目を見開いてバイクの動きを見る必要がある」

「確かにバイクは以前よりもずっと良い形になってきていると思うけど、一方ライダーらも懸命にプッシュしていると思う」

 クラッチローは、シーズン開幕戦で好成績を残したことで、ホンダの改善が見られたと述べたが、その一方で自分自身の進歩のおかげでもあると考えている。

「(カタールは)僕にとって得意ではないし、ホンダにとってもそうだ。しかしホンダは明らかに改善してきているし、僕もまた確実にライディング面で改善することができていた」

「その両方が組み合わさったことでこのような結果が残せた。僕らはレースできたと思うし、マルクは勝利目前だった。彼は以前優勝したことがあったから、今回もそこで勝利すると期待されていた」

「それでも僕たちは上位を走り、戦うことができたと思う。そして僕たちのチームとホンダは素晴らしい仕事をしたと思う」

「以前僕はここで4位になったことがあるが、そのとき僕はヤマハにいた。ものすごいグリップ力を持った、まるでスロットカーのようなバイクに乗っていたのかもしれない」

 カタールの週末では、テック3・ヤマハのヨハン・ザルコがレコードタイムを記録してポールポジションを獲得し、決勝ではクラッチローが4位、プラマック・ドゥカティのダニーロ・ペトルッチが5位になるなど、プライベートチームのライダーが活躍してみせた。

 しかしクラッチローは、2018年シーズンを通してワークスチームとプライベートチームが戦う可能性はないと語った。

「ワークスチームが持つ資金、スタッフなどのリソースは、無限大だ」

「(競争力を持つために必要なのは)予算が潤沢にあるというだけではないが、誰もが知っているように何かを創造するのに必要なのは、資金だ」

「正直に言って、結局その両チームの間にはシーズンを通して50ポイントの差はつくだろう」

「まともに戦い続けることができれば、もしかしたらチャンスがあるかもしれない。僕にはわからないけど」

Additional reporting by Oriol Puigdemont and Khodr Rawi

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー カル クラッチロー
チーム Team LCR
記事タイプ 速報ニュース