ホンダの “悪癖” 克服を目指すマルケス。改善は道半ば?

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ホンダの “悪癖” 克服を目指すマルケス。改善は道半ば?
執筆:
2019/02/11 7:45

ホンダの2019年型のマシンは改善しようと努力しているが、未だにフロントから転倒しやすいマシンだとマルケスは考えている。

 レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、2019年型のRC213Vが未だにフロントから転倒しやすいマシンだと語っている。

 マルケスはタイトルを獲得した2018年シーズンに通算23回の転倒を喫している。オフシーズンに彼は左肩の脱臼癖を治療すべく手術を受けているが、転倒回数の多さはこうした怪我の要因だと言えるだろう。

 手術したマルケスの左肩はセパンテストでは完全に回復していなかった。そのため、マルケスは3日間とも限られた周回をこなしていた。1日目をトップタイムで終えたマルケスだが、3日目はトップタイムを記録したダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)から約1秒遅れの11番手となっている。

 マルケスは、フロントの問題について確信が持てるほどプッシュはしていなかったとしつつも、カル・クラッチロー(LCRホンダ)が2度転倒していた事を根拠として、2019年型のマシンはフロントが未だにトリッキーなままである、と指摘している。

「もちろん、僕たちはこの(フロントの問題という)部分に取り組んでいる。でも今回のテストはいつものようにプッシュ出来なかったから、この部分に集中できなかったんだ」

 マルケスはそう語っている。

「余力を残していたわけじゃないけれど、僕はスムーズに走ったんだ」

「これは僕にとって普通のことじゃない。クラッチローは2回か3回転倒していた。これは重大な点に思えるし、僕たちはそう考えている」

「プッシュできるようになった時、僕はいつものようにプッシュするだろう。でも今回のテストでは余力はなかった。プッシュ出来なかったんだ。それで、僕はフロント部分で試そうとしていたことは、(今回のテストでは)しないほうが良いだろうとチームに話したんだ」

「僕らは加速の改善を試みた……そこは僕が感じられる所だからね。でも、コーナーでは僕はプッシュしなかった」

 マルケスの意見をクラッチローに話すと、彼はテストでの転倒は今までホンダライダーが起こしていた、フロントへの負荷が大きすぎる伝統的な原因とは異なるモノにより引き起こされたと感じているようだ。

「僕の転倒は(フロントの問題とは)別物だと思う。通常、ホンダのマシンでフロントから転倒する時には、ブレーキングゾーンでフロントに過剰なストレスをかけて転倒しているんだ」

 クラッチローはそう語る。

「フロントの感覚は全く異なるものだった。去年のような負荷はかけていないと感じていたし、恐らくホンダはそれを改善していただろう。それと、僕もまたマシンに適応する必要がある」

エンジンの決定はまだしていない

 マルケスは自身の負傷のこともあり、テストではマシンの細部に手を入れるのではなく、2つの異なるタイプのエンジンを比較することに焦点を置いていたと話す。

 彼は、大体はどちらのエンジンが好ましいか決めていると語る。しかし、ホンダは最終的な決定をカタールテストの後まで先延ばししたいようだ

「もう1回プレシーズンテストは残っている。セパンで(エンジンを)選ぶことに固執しなくても良いと思うし、僕の(選ぶ)方向は明確だ」

「でも、カタールでもう一度(エンジンを)試すのは良い事だと思う。なぜなら3日間の、特に最終日のコンディションはシーズン中に無いものだからだ」

「(セパンの)トラックは多くのラバーが乗っていて、かなりグリップがあったからバイクに乗るのは簡単だった。だから(テストは)全て上手く行ったよ」

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シリーズ MotoGP
イベント セパン公式テスト
ドライバー マルク マルケス 発売中
チーム Repsol Honda Team
執筆者 Jamie Klein