マルティン、脱水症状でギリギリの戦いの末2位を確保「フィニッシュするのもマジで難しかった」
ホルヘ・マルティンはMotoGPインドGPで2位を獲得したが、脱水症状によって非常に苦しい状況に陥っていたと明かした。
プラマックのホルヘ・マルティンはMotoGP第13戦インドGPの決勝で2位を獲得した。彼はレース終盤に脱水症状に見舞われ、非常に苦しい状況でのフィニッシュだったと振り返った。
マルティンは決勝レースの中盤までフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)と2位争いを展開。その後バニャイヤが転倒したことで単独での走行が続いたが、ライダースーツのジッパーが開いてしまうアクシデントなどもあり、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)に接近された。
そしてラストラップのターン4でマルティンはコースオフするミスを犯してしまい、クアルタラロと最後の最後で争う状況となってしまった。ただ、彼は一度は明け渡した2番手のポジションをなんとか取り戻し、そのままチェッカーを受けて2位表彰台を手にした。
そんなマルティンだが、彼はレース後に非常に肉体的に厳しい状況にあったことが明らかとなった。ピットレーンに戻った彼はパルクフェルメに行かずにチームのガレージに直行、スタッフに頭から水をかけてもらうなど、身体のクールダウンと水分補給を行なった。その後パルクフェルメに向かったが、体調が万全でないのは明らかであり、医療スタッフの診察も受けなくてはならなかった。
マルティンはレース後のインタビューや、その後のメディア対応もキャンセル。彼はチームから発表された声明で、レース後半から脱水症状に陥っており、レースを完走することも大変だったとコメントを寄せた。
「100%を出し切ったと、僕のこの言葉を信じてほしい」
「残り8周になったあたりから脱水症状に陥っていて、レースを完走するのもマジで難しかったんだ。良いペースをキープできていたけど、脱水症状のせいで最終ラップに大きなミスを犯してしまった」
「それでワイドに膨らんでしまい、ファビオに追い抜かれてしまった。でも抜き返すことができたし、2位を獲得できて本当に嬉しいよ」
「チャンピオンシップでもポイントを追い上げることができた。勝とうとして、全てのプラクティスで速さを発揮しようとしてきたこれまでのメンタルを、今後も維持していく必要があると思う。それがポイント差を埋めるための方法だ」
なおインドGPは高い気温など過酷なコンディションが考慮され、当初のレース予定から距離が3周減らされており、全21周で争われていた。もし当初予定の24周だった場合、マルティンは2位を守りきれなかったかもしれない。
今回マルティンが2位を獲得し、ランク首位のバニャイヤが転倒ノーポイントに終わったことで、タイトル争いは一気に差が縮まった。現在のバニャイヤとマルティンのポイント差は13点。残る7レースで、タイトル争いの行方がどうなるか一気にわからなくなってきた。
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