MotoGPイタリアFP3:中上貴晶、渾身のアタックで4番手! トップはペトルッチ

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MotoGPイタリアFP3:中上貴晶、渾身のアタックで4番手! トップはペトルッチ
執筆:
2019/06/01 9:28

MotoGP第6戦イタリアGPのフリー走行3回目が行われ、ダニーロ・ペトルッチがトップタイムをマークした。中上貴晶は4番手につけQ2進出を勝ち取った。

 MotoGP第6戦イタリアGPのフリー走行3回目が行われ、ドゥカティのダニーロ・ペトルッチがトップタイムをマークした。

 予選組分けを決するフリー走行3回目45分間のセッションは、天候晴れ、気温21℃、路面温度28℃のコンディションでスタートした。

 セッション開始早々、アレックス・リンス(スズキ)がターン11でクラッシュ。リンスに大きなダメージは無いようで、直ぐにピットへ戻ったが貴重な走行時間をロスしてしまう格好となった。なお、リンスは残り30分頃にコースへ復帰した。

 開始10分で、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が前日にフランチェスコ・バニャイア(プラマック)の記録したトップタイムを塗り替える1分46秒696というタイムを記録し、総合順位で首位につけた。

 セッション中盤、前日までタイヤに苦戦していると語っていた中上貴晶(LCRホンダ)が、大幅タイムアップとなる1分46秒576を記録し、マルケスを上回りトップに浮上する。中上はさらにアタックを続けてタイムを更新し、1分46秒456とする。

 その中上に迫る走りを見せたのが、ルーキーのファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハ)だ。クアルタラロは1分46秒496で2番手につける。

 残り時間も少なくなる中、タイムを更新するマシンが増え始める。中でもイタリアGPではここまで大苦戦が続いていたホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ)が速さを見せてタイムを更新。1分46秒893をマークし、Q2進出圏内につける。

 残り10分、ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が1分46秒056と中上のタイムを大幅に更新。一躍トップに。昨年バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が記録したレコードタイムを更新する走りだった。

 さらにここまで好調を示してきたポル・エスパルガロ(KTM)も2番手につけるなど、タイムアタックが加熱していった。

 残り5分、マルケスがアタックをかけるが途中他車に詰まってしまったようでタイム更新はならず。マルケスはコース上で怒りを見せる。とはいえマルケスはそのままアタックを続け、2番手に浮上……かと思いきや背後のポル・エスパルガロもタイムを更新し、結局3番手となった。

 チェッカーフラッグが振られ、各ライダーが最後のアタックに入る。この時点で11番手とQ2圏外に漏れていたドヴィツィオーゾがアタックをかけるが、順位を上げることができず……Q1から出走することが確定してしまった。

 最終的にトップタイムはコースレコードを塗り替える走りを見せたペトルッチとなった。2番手には好調を維持したポル・エスパルガロ、3番手は体調が悪い中流石の実力を見せたマルケスとなった。そして日本の中上貴晶が見事な走りで4番手に入り、予選Q2へと駒を進めた。

 また、今戦がホームグランプリとなるロッシは、最後のアタックのターン15でオーバーランしてしまい、結局タイム更新はならず。Q1からのスタートとなった。

MotoGP第6戦イタリアGP フリー走行3回目結果

順位 ライダー 周回数 タイム
1 Italy ダニーロ ペトルッチ 18 1'46.056  
2 Spain ポル エスパルガロ 19 1'46.263 0.207
3 Spain マルク マルケス 20 1'46.280 0.224
4 Japan 中上 貴晶 19 1'46.456 0.400
5 Australia ジャック ミラー 19 1'46.478 0.422
6 France ファビオ クアルタラロ 18 1'46.488 0.432
7 Spain マーベリック ビニャーレス 19 1'46.509 0.453
8 United Kingdom カル クラッチロー 17 1'46.516 0.460
9 Italy フランコ モルビデリ 20 1'46.518 0.462
10 Italy フランチェスコ バニャイヤ 16 1'46.713 0.657
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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 第6戦イタリアGP
サブイベント FP3
執筆者 永安陽介