自分はホンダ残留に値する! ジョアン・ミル、2027年のシート維持に向け自負「十分な理由は示している」
ホンダは2027年のライダーラインアップが固まっていないが、現所属のジョアン・ミルは「自分は残留に値する」という自負を語った。
ホンダのジョアン・ミルは2027年シーズン以降の残留に向けて、自分はファクトリーチームにふさわしい存在だという自負を語った。
ホンダは2027年シーズンに向けて、内々でファビオ・クアルタラロと契約したことが分かっている。チームメイトが誰になるかがまだ決まっていないが、少なくとも、ミルかルカ・マリーニのどちらかがシートを譲る必要がある。もしHRCがディオゴ・モレイラ(LCR)やMoto2のダビド・アロンソといった若手を起用することを選択すれば、ミルとマリーニは両者とも放出される可能性もある。
ミルはホンダ残留に自分がふさわしいと主張する。2023年に加入して以来、当初は苦しい次期も続いていたが、2025年には日本GPとマレーシアGPで表彰台も獲得している。
ただMotorsport.comの調べでは、3月下旬の第3戦アメリカズGPの時点で、ミルにも、そしてマリーニにも契約更新の提示はなされていなかったという。さらにホンダが2027年に向けて、テック3を陣営に取り込み6台体制に拡大する可能性があることも状況を複雑にしてしまっている。
テック3がホンダ陣営に加われば理論上はチャンスが増える可能性もあるが、ミルは来季もファクトリーシートを維持することが最優先だと明言した。
「僕自身のことは、ホンダのファクトリーチームで走るに値すると思っている」
ミルはそう語る。
「何かを要求するつもりはない。バイクがしっかり機能すれば、僕は上位で戦えるライダーだと自負している。それが目標でもある」
「それに、自分をやる気にさせるプロジェクトであることも必要だ。もしモチベーションが湧かないならやらない。それだけだ。キャリアの初期のように、何でも受け入れる段階ではないんだ」
「何かをやるなら、それは意味があり、前進していて、全力で取り組めるものでなければならない。自分が速いことは証明しているからね」
「自分でコントロールできない部分については様子を見るしかない。でも、来年に向けて良いバイクを手に入れるのに十分な理由は示していると思う」
■マリーニの2027年への展望
Luca Marini, Honda HRC
Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images
ミル、そしてマリーニのどちらを残すとしても、その選択は難しい判断となる。2025年シーズンの結果を元に判断すればミルとも言われるが、マリーニの技術的な知見の豊富さはホンダの首脳陣も高く評価している。
なおマリーニは以前、クアルタラロの後任としてヤマハ移籍の可能性も取り沙汰されていたが、ヤマハは小椋藍と契約したとされており、その道は閉ざされてしまった。
去就の注目されるマリーニはホンダが来季3チーム体制を目指していることが自身の残留に有利に働くかと問われると、彼は次のように答えた。
「その話は聞いていない」
「ホンダが来年6台体制になったとしても、自分にとっては大きな違いではないよ。僕が望んでいるのはファクトリーチームに残ることだ。チームは素晴らしい仕事をしているし、バイクも確実に前進している」
「メーカーの観点から見れば、台数が多いほど良いだろう。集まるデータが増え、より良い結果を争うチャンスも増えるからね」
「僕はここでやるべき仕事に集中している。ホンダ、そしてファクトリーチームとともに続けられたら素晴らしいことだと思う。僕らはこの数年で大きな前進を遂げている」
「その流れを完成させて、今後数年で表彰台争いに加われるようになれば良いと思っている」
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