「雨なら、チャンスはあるかも? 程度だけどね」ザルコ、母国フランスGPの2年連続優勝に期待高まる
LCRホンダのヨハン・ザルコは、MotoGP第5戦フランスGPで昨年からの連勝を達成できるチャンスがあると考えている。
Johann Zarco, Team LCR Honda
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPは今週末ル・マンでフランスGPが開催される。ヨハン・ザルコ(LCR)は、2年連勝の母国勝利を果たすチャンスがあると考えている。
2025年のフランスGPは雨によって大波乱のレースとなったが、適切な判断を下したザルコがレインタイヤのアドバンテージを活かして勝利。初めての母国勝利を掴み取った。
雨というコンディションが大きく味方したレースだったが、2026年もザルコが勝利する可能性がある。決勝日の天気予報が優れないためだ。
とはいえザルコは“優勝候補”というラベリングは拒んでおり、あくまでも可能性がある、という表現に留めた。
「僕は優勝候補だと思ってここに来たわけじゃない……そう信じている人はいると思うけどね」
母国戦を前にザルコはそう語った。
「今、世間ではまた同じような事が起きると考えている人たちもいるんだ」
「天気予報を考えれば、そう感じる人もいるだろう。ただ僕は優勝候補だと思って乗り込んでいるわけじゃない。せいぜいチャンスがあるかも? くらいのものだ。もう一度ああいったことが起きるとは信じられないからね」
Zarco won his home race in tricky weather in 2025
Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images
ザルコへの期待が高まっていることにはもうひとつ理由がある。第4戦スペインGPで見せた好走だ。雨が影響した予選ではポールポジションを争い、レースでは7位に入っている。
「ヘレスでは雨の予選でポールポジションを争って、2番手を確保することができた。つまりウエットではもっとチャンスがあるというのを確かめられたんだ。チャンスがきたら、僕もそれを掴もうと思っている」
「雨が降ったら、チャンスはより大きくなる。ヘレスでは、たとえいいペースがあっても、表彰台を望むのは不可能だったんだ。レース終盤は苦戦していたしね。でも雨なら、表彰台のチャンスが大きくなる」
「決勝で雨が降るのを期待しているわけじゃないよ。本当に気にしていないんだ。それでも、もし雨が降るなら、そのチャンスは活かすつもりだ」
なおザルコが最も力を発揮するのはフルウエットではなく、湿っていたり、変化していく最中のコンディションだという面もある。
「僕が一番好きなのは、路面に少し水があるときだ」と、ザルコは語る。
「雨が激しく降っているときは、自信を掴むのに時間が必要で、大きな差をつけるのは難しいと感じるんだ。でも水の量が少なくなって、他のライダーがタイヤの動きに苦しんでいるときに、僕はアドバンテージを得られる」
そしてザルコは「今週末雨を期待しているのはフランス人のファンだけだと思うよ」と冗談めかしながら続けた。
「普通は晴れ渡った空の下で、芝生でくつろぐのが好きなものだ。でもフランスのファンはそうじゃない。もうそんなことは望んでいないんだ!」
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