マルティン、同士討ち多重クラッシュはすでに和解? 「今こそ団結すべき時。皆同じ方向を向いている」
ホルヘ・マルティンはMotoGPハンガリーGPの多重クラッシュでチームCEOからも批判を受けたが、すでに話し合いを済ませており「今は団結すべきだ」と語った。
Jorge Martin, Aprilia Racing Team
写真:: Gold and Goose Photography / Getty Images
MotoGPハンガリーGPではアプリリアのホルヘ・マルティンが多重クラッシュを引き起こしてしまった。この件でチームCEOからも批判されることになったマルティンだったが、すでに話し合いを済ませており、今後もチームで団結することが重要だと語った。
スタート直後のターン1で起きたクラッシュを巡っては、アプリリア・レーシングのマッシモ・リボラCEOがマルティンに対し「もっと慎重になるべきだった」と語り、チームメイトのマルコ・ベッツェッキや同陣営のラウル・フェルナンデス(トラックハウス)を巻き込んだこともあり、アプリリアが「愚かに見える」と表現するなど、かなり批判的だった。
今週末のチェコGPを前に、マルティンはこの件ではすでに話し合いが済んでおり、今はチームで団結することが重要だと話した。
「今こそ、これまで以上に団結すべき時だと思う。もしお互いが対立するような状況になれば、それは自分たちの足を撃つようなものだ。そんなのは無意味だよ」
マルティンはそう語る。
「僕たちは賢くならなければいけないし、僕は賢く行動するつもりだ。レース後にマルコとは2回話をした。もちろん、あの瞬間は難しい状況だった」
「今日はマッシモとも話したし、僕たちは同じ方向を向いていると思う。2週間前とは状況が違うし、今は全てが同じ方向に向かっている」
また、ハンガリーでリボラCEOがあれほど強い口調でコメントしたことに驚いたかと問われると、マルティンは次のように答えた。
Jorge Martin, Aprilia Racing Team
Photo by: Gold and Goose Photography / Getty Images
「人それぞれ意見がある。誰の意見にも同意できるわけじゃない」
「誰よりもまず、僕自身としても他の誰かと接触してクラッシュしたくなかったんだ。あのミスから学びたいと思っているし、チームには本当に申し訳ない」
「時には僕が誰かにやられることもあれば、他のライダー同士が接触することもある。僕にとって大事なのは学ぶことであり、幸いにも大きなケガ人が出なかったことだ」
またマルティンは当該クラッシュがライダーのミスによって引き起こされたというリボラCEOの見解にも異を唱えていて、自分が特別なことをしたわけではないと主張した。ただし、もう少し早くブレーキングすべきだった可能性は認めている。
「正直に言って、僕は何も変わったことはしていない」
「ブレーキに触れた瞬間にフロントを失ったので、少しリリースした。でも、この1速コーナーでは、ブレーキを緩めた瞬間に他のライダーたちよりかなり速くなってしまった」
「もう一度ブレーキをかけようとしたけれど、さらにフロントが逃げてしまい、完全にコントロールを失った」
「その時点では何とか立て直せることを本当に願っていたけれど、不可能だったんだ」
「学んだことがあるとすれば、たぶんあと2メートル早くブレーキをかけるべきだったということだ。僕は何か無茶なことをしたわけじゃない。オーバーテイクを狙っていたわけでもない」
「でも、もし次にバラトンで走るなら、もっと慎重になるだろう。それでも、自分らしさを失うつもりはないし、闘争心を失うつもりもない」
「これからもスタート直後の1コーナーで、できるだけ多くのライダーを抜こうとするだろう。それが僕の本能だからだし、これからもそうするつもりだ。もしその気持ちを失ったと感じたら、その時は家にいるよ」
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