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KTM、MotoGP再開に先駆けたテストを完了。エスパルガロ「感覚取り戻せた」

KTMは2日間に渡るMotoGPのプライベートテストを完了。7月のシーズン再開を目指す動きの中で、いち早く準備を整えようとしている。

Dani Pedrosa, Red Bull KTM Factory Racing

写真:: KTM Images

 新型コロナウイルスの感染拡大により、MotoGPの2020年シーズン中断は今も続いている。しかし5月27〜28日にかけてKTMによるMotoGPのプライベートテストがオーストリアのレッドブルリンクで行なわれた。

 ウイルスの感染拡大を防ぐためのロックダウン措置などが、5月に入り欧州各国で徐々に緩和。オーストリアでもロックダウン措置が解除されたことで、KTMはこのテストを実施することができた。

 参加したのはレギュラーライダーのポル・エスパルガロと、テストライダーのダニ・ペドロサ。テストとはいえ新型コロナウイルスの感染を防ぐため、20名という少人数体勢で走行が実施された。なお、今季からチームに加入したブラッド・ビンダーは、まだ規制の残る南アフリカ共和国に滞在していたため不参加となった。

 新型コロナウイルス対策の規制が緩和された後、エスパルガロをはじめとしたライダーたちは市販マシン等によるトレーニングを再開していたものの、MotoGPマシンを走らせるのは2月末のカタールテストから約3ヵ月ぶりだ。

「バイクに乗らず……特にレース用のバイクに乗らずにこれほど長く過ごした経験は、今までにないと思う。だから最初の数回の走行はちょっと難しかったけど、すぐにカタールテストでのリズムを取り戻した」

 テストについてエスパルガロはそうコメントしている。

「活動を再開するのは素晴らしかったし、ボックス内はたくさんの笑顔で溢れていたと思う。技術的にはいくつかの改善を施した。最初に優先すべき点は、バイクでのフィーリングを取り戻すことだったけど、テストする多くの事があったし、興味深かったよ」

「天気も良くてたくさんのことができた。シャシーだけではなく、電子制御も改善できていて、満足している。今は最初のレースを楽しみにしている」

 KTMは今回、コンセッション(優遇措置)が適用されていることを活かしてレギュラーライダーによるプライベートテストを実施したが、今後数週間で同じくコンセッションが適用されているアプリリアもテストを行なう予定だ。さらにKTMは、シーズン再開までにもう1度プライベートテストを行なうと見られている。

 MotoGPは7月19日にヘレス・サーキットでのシーズン再開を目指しているが、そのレースウィーク直前の水曜日(15日)に全チームがテストを行なう予定だ。先述の通り、MotoGPライダーは数ヵ月に渡ってMotoGPマシンに乗っていないため、“慣らし”として重要な機会になるはずだ。

 

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