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KTM、カタールテストで“壁”にぶつかる。昨年3勝を記録し今季は優遇措置を喪失

KTMのミゲル・オリベイラは2021年型マシンのパフォーマンスについて「壁にぶつかっている」と語った。

Miguel Oliveira, Red Bull KTM Factory Racing

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 ロサイル・インターナショナル・サーキットで行なわれたMotoGPのプレシーズンテスト。計5日間の日程が終了したが、KTMのミゲル・オリベイラは今季は壁に直面していると感じているという。

 2020年、KTMは初優勝をチェコGPで達成すると、その後更に2勝を記録。表彰台も多数獲得したことで、2021年はコンセッション(優遇措置)が非適用となり、他メーカーと同じ条件で戦うことになった。

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 ただ開発凍結されるはずのエンジンに関しては別途許可が下りたこともあり、2021年シーズンのKTMは非常に強力なマシンとなるのではないかと考えられてきた。

 しかしカタールテストではKTMはファクトリーチームだけではなく、テック3・KTMも含めて目立つような走りを見せられずに終わってしまった。

 昨年2勝を記録し、今季からKTMファクトリーチームへ昇格したオリベイラは、最終的に総合16番手でテストを終了している。曰く、マシンの感触は良い一方でそれがタイムにつながっていないのだという。

「正直に言ってバイクに乗った感触はとても良いんだ。残念ながらそのフィーリングがラップタイムには反映されていないんだけれどね」

 オリベイラはテスト4日目を終えて、そう語った。

「速く走るポテンシャルは以前と同じだっただろう。でも自分たちのベストパッケージで合わせていくことができなかった」

「トップからはかなり離れている。ここでは僕らが少し苦戦しているように見えるのは事実だ」

「だけど良い解決策を見つけて、パッケージから最大限の力を引き出すためにできること全てをしている」

「それが全体的な感触で、僕らは壁にぶつかっているようだ。バイクに何をするかは問題じゃない。どこかに変更を加えてわずかに改善することはできても、勝利するのは難しいと今のところは思える」

「だけど諦めない。いくつかパーツを試していたし、セットアップにだけ集中していればより簡単なんだけど、ここではその両方の仕事を合わせて行なわなきゃいけないんだ」

 チームメイトのブラッド・ビンダーは、カタールのレイアウトでは、KTMの強みである強力なブレーキングとそこからのターンインを活かすことができないと考えている。

「(不調は)おそらくカタールという場所が、僕らのマシンにとっては最適な場所じゃないという事実に依るかもしれない、ということを考えている。ここのスタイルはブレーキは軽く、よりスピードと流れを維持する方が良いんだ」

 ビンダーはそう説明している。

「KTMのマシンはフロントのブレーキをかけて“曲げる”という点で優れている。凄く良く減速できるんだ」

「ここではそうした僕らの一番大きなアドバンテージを使う機会があまり多くない。僕たちにとってはちょっと難しいコースだと思う」

「だけど考えはあるし、レースをやっていくための自信はあるよ」

 

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