ドゥカティ入り濃厚のアコスタ、KTMの2027年型MotoGPマシンをテストへ。「移籍予定のライダーは年末まで走らせない」風潮は消えた?
来季ドゥカティに移籍すると言われているペドロ・アコスタは、KTMの2027年型マシンをブルノでテストする予定だ。
MotoGPチェコGPの翌日にブルノ・サーキットで行なわれる、2027年型マシンのテスト。ここではドゥカティへの移籍が濃厚とされているペドロ・アコスタも、KTMのマシンに乗るようだ。
来シーズンのMotoGPは車両規則が大きく変わり、排気量は1000ccから850ccへと引き下げられる。そのため、現役ライダーが次世代のMotoGPマシンとピレリタイヤを試す初めての機会となるブルノでのテストは、非常に重要なものだと言える。
そのため当初はどのメーカーも、来季他メーカーへ移籍する予定のライダーをシーズン中の2027年型バイクテストに参加させないものと考えられており、移籍組の参加はシーズン終了後のバレンシアテストからの合流になると見られていた。しかしMotoGP参戦5メーカーのうち2メーカーが柔軟な姿勢を見せたことで、新たなトレンドが生まれつつある。
今週初めには、ホンダがジョアン・ミルとルカ・マリーニに対して2027年型のテストを許可したことが明らかになった。特に2020年のMotoGP王者でホンダには4シーズン在籍したミルは、来季ドゥカティ陣営のグレシーニに移籍すると見られているが、にもかかわらずシーズン中のテスト参加が認められたことは異例と言えた。
そしてKTMも、来季ドゥカティのファクトリーチームでマルク・マルケスとコンビを組むとされるアコスタをテストに起用することになった。また彼らはアコスタに加え、テストライダーのダニ・ペドロサとポル・エスパルガロもブルノでのテストに起用する。
なお、KTMのサテライトチーム、テック3のライダーで来季の去就が不透明なマーベリック・ビニャーレスは、このテストに参加しない。ビニャーレスはこのことをメディアを通じて知らされたとして、不快感を示している。
アプリリアは今季ポイントリーダーのマルコ・ベッツェッキに加え、サテライトチームのトラックハウスに所属するラウル・フェルナンデスに、2027年型『GP27』のテストを依頼した。ベッツェッキのチームメイトで、来季ヤマハ入りすると言われるホルへ・マルティンの名前はない。ただフェルナンデスに関しても、来季以降トラックハウスに残留することは確定していない。
これはフェルナンデスとアプリリアの契約が近いことを示唆している可能性もあれば、アプリリアがホンダやKTMと同様に離脱予定のライダーへの制限を緩和し始めたことを意味する可能性もある。
なおテストまでの3日間はチェコGPのレースウィークエンドが進行しているため、パドック内では引き続き話し合いが行なわれる見込みだ。そしてこの種の動きに関する新たなニュースがさらに出てくるかもしれない。
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