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マネージャーとの決別が契機に? KTM「ザルコとの契約は“間違った”タイミングだった」

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マネージャーとの決別が契機に? KTM「ザルコとの契約は“間違った”タイミングだった」
執筆:
2019/10/01 6:34

KTMのピット・ベイラーは、ヨハン・ザルコとの契約は間違ったタイミングだったと言い、加えて開発への姿勢等ファクトリーチームに必要な資質がザルコには不足していたと話した。

 2019年シーズン、鳴り物入りでKTMへ加入したヨハン・ザルコだったが、KTMでのキャリアは13戦で終りを迎えた。ザルコのKTMからの今季限りでの離脱は既に決まっていたが、それ以上に早くザルコのKTMでのレースは終わってしまった。チームがアラゴンGP以後のレースでミカ・カリオ(KTMテストライダー)を起用することを決定したからだ。

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 ザルコはKTMへの加入を決定した後、長年のマネージャーかつ精神的指導者(いわゆるメンター)でもあったローラン・フェロンと袂を分かった。それは“子供が大人になる”ようなことだと彼は話していた。

 KTMのモータースポーツディレクターであるピット・ベイラーは、ザルコが今季の残りのレースを走行しない理由として、彼のネガティブさとそれによってもたらされるチームの士気への影響を挙げていた。

 彼はザルコの態度について、KTMのモータースポーツ部門を率いるようになって15年の経験の中に無いものだったと言い、フェロンとの決別がザルコに“巨大”な影響をもたらしたと語った。

 ベイラーに対し、ザルコは将来そういったネガティブな考え方を克服できると思うかを尋ねると、彼は次のように答えた。

「イエス、と言えるだろう。彼もそういったことを理解していると思う。もちろん彼は今家に戻って、何が起こったのか、どこで間違えたのかを考えているだろう」

「ただ私としては、フェロンと別れた時に何か大変なことが起きたと思っている。なぜなら彼はザルコのメンタルを上手く舵取りできる人物だったからだ。我々としても良くないタイミングで彼を獲得してしまったと、私は思っている」

「彼は大人になり、自分で自分の人生を作っていきたがっていた。そして古いつながりを断ってしまった。思うに、そういった古くからある親交のいくつかが、彼の道を真っ直ぐにする助けになっていたんだろう」

「結局、彼は成長する必要があり、一連の顛末もまた彼を強くするだろう」

 またメンタル面以外にも、ベイラーはザルコの上手く行かなかった点として、開発経験の欠如を挙げている。

「ファクトリーチームでの仕事は、彼にとって様々な点で新しいものだった」

「自分で自分のバイクを作り上げる必要があるんだ。基礎となるバイクがあり、選択肢にそれこそ100種類のパーツがある。間違ったものを10個選んだなら、そのバイクはチームメイトの物とは完全に異なっているんだ」

「そしてファクトリーライダーとして生き残りたいなら、自分にとってアドバンテージがあるように物事を選び取り、マシンを作り上げる際に冷静である必要があるんだ」

「彼はテストすべき多くのモノを抱えていたが、それに慣れていなかった。以前のエルベ(ポンシャラル/テック3代表)の所では、彼には既に準備の整ったバイクがあり、彼はそこについて考えてはいなかった。それが当時の彼を強くしていたが、そのやり方では最終的にそのレベルにまでしか到達できない」

「チャンピオンシップを勝ちたいなら、ファクトリーチームで自分のバイクを作り上げていく必要があるんだ。ただ、将来彼はより良くなるだろうと私は確信しているよ」

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この記事について

シリーズ MotoGP
ドライバー ヨハン ザルコ
チーム KTM
執筆者 Jamie Klein