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MotoGP、2026年の開幕告げるオープニングイベントはマレーシア・クアラルンプールで実施? 一方で開幕戦予定のタイGPには暗雲

MotoGPは2026年シーズンの開幕前ローンチイベントを、マレーシア首都のクアラルンプールで行なう可能性が高いようだ。

Oriol Puigdemont

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公開日時: 2025/08/13 6:11

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All 2025 MotoGP bikes and riders

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写真:: MotoGP

 MotoGPは2026年シーズンの開幕前に行なうローンチイベントの最有力開催地を、マレーシアの首都クアラルンプールとしているようだ。motorsport.comの調べで分かった。ただ開幕戦を開催予定となっているタイGPについては、開催を阻む要素が多数持ち上がっている。

 リバティ・メディアによる買収が完了し、さらなる人気拡大が期待されているMotoGP。2025年シーズンの開幕前には、タイの首都バンコクで初の公式シーズンローンチイベントが開催され、多くのファンが集まって大成功を収めた。そのため、来シーズン開幕前にも同様のイベントを実施することが計画されている。

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

Photo by: Dorna

 2026年のローンチイベントの候補地には、オーストラリアのメルボルンといった名前も挙がっていた。しかしロジスティクスやMotoGPとの密接な関係性などを考慮した結果、現時点ではマレーシアのクアラルンプールが最有力候補地となっているようだ。このクアラルンプールでは今年、ヤマハが体制発表会を行なっている。

 イベントの日程については、まだプレシーズンテストのスケジュールも最終決定されていないため未定だ。しかしMotoGPは今週末開催のオーストリアGPで会合を持ち、そこで冬季テストの概要も説明される予定だとされている。

 とはいえタイトなスケジュールを考えれば、例年通りとなる可能性が高い。近年の事例から判断すると、最初のプレシーズンテストは2月上旬にクアラルンプール近郊のおなじみセパン・インターナショナル・サーキットで実施されるはずだ。そして2度目のテストはそのすぐ後にタイ・ブリーラムのチャーン・インターナショナル・サーキットで行なわれるはずで、その後は開幕戦タイGPを迎えるということになる。

 ただタイGPとテストの開催は、今後の同地の情勢次第ということになりそうだ。

 7月にはタイとカンボジアの国境付近で軍事衝突が起き、多数の死傷者を出している。現在は一旦落ち着きを見せているが、サーキットがあるブリーラム県はカンボジアと国境を接しており、この国境から50km圏内の地域には、日本政府も「危険レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発令している。サーキットはカンボジアとの国境からは80kmほど離れているものの、危険な地域から近いことには変わりない。
 
 またブリーラムでは、地元住民と政府の間で対立が発生している。

 同地では地元住民とタイ国鉄の間で、土地の所有権に関する法廷闘争があり、裁判の結果タイ国鉄に所有権があるとの判決が下った。これを受けて政府は、現地の住民の土地の所有権を剥奪するとの決定を下し、当該の住民はこれに抗議するために立ち上がったという。最大で1000人近い人が土地を失う可能性があるとされているが、その中にはMotoGPタイGPの開催地であるチャーン・インターナショナル・サーキットの土地も含まれているという。サーキットは地元の有力者であるネウィン・チドチョブが所有している。

 

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