中上貴晶、2021年を戦う新マシンのカラーが公開。昨年は日本人16年ぶりPPも獲得
LCRホンダ・イデミツはMotoGP2021年シーズンに向けたチームローンチイベントを実施。中上貴晶の駆るRC213Vの新たなカラーリングが披露された。

2018年にロードレース世界選手権MotoGPクラスへ、LCRホンダから昇格を果たした中上貴晶。2月20日、今年MotoGP4年目を迎える中上がオンラインで実施されたチームローンチイベントへ出席。合わせて新たなマシンカラーリングが公開された。
中上は今季もLCRホンダ・イデミツからMotoGPクラスへエントリー。チームメイトとなるアレックス・マルケスはLCRホンダ・カストロールとして既に前日19日にカラーリング発表などを済ませている。
今回公開された2021年シーズンのマシンカラーリングは、これまでと同じく赤と白をメインとし、スポンサーを務める出光興産をフィーチャーしたモノ。
ただ出光興産がコーポレートブランドのロゴデザインを刷新したため、マシンに大きくあしらわれているロゴも同様のものへデザインが変更されている。
昨シーズンは中上が大きな成長を見せた1年だった。第3戦アンダルシアGPでは表彰台まで0.5秒に迫る4位を記録し、第12戦テルエルGPでは最高峰クラス日本人ライダーとして16年ぶりのポールポジションを獲得。ランキング10位でシーズンを終えた。
そして彼はMotoGPクラスに昇格して以来初めてホンダと2年契約を締結。ファクトリーマシンを手にし2022年までのMotoGP継続参戦が決まっている。
昨年までは型落ちのマシンでライバルと戦ってきた中上。最新型を手にする彼には、日本のファンからも初表彰台、ひいては優勝といった大きな期待が寄せられている。
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