ロレンソ、ホンダ加入のルーキーシーズンを“謙虚に”戦う

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ロレンソ、ホンダ加入のルーキーシーズンを“謙虚に”戦う
執筆:
2019/01/30 9:19

ホルヘ・ロレンソは、ホンダでマルク・マルケスと対峙するにあたり、MotoGPデビュー時にヤマハでバレンティーノ・ロッシのチームメイトとなった時と“同じ状況に”直面すると語った。

 今シーズン、レプソル・ホンダに加入するホルヘ・ロレンソ。彼のチームメイトとなるのは過去6年で5度のタイトルを獲得しているマルク・マルケスだ。

 また、ロレンソがMotoGPにヤマハからデビューした2008年当時、チームメイトのバレンティーノ・ロッシもまた5度のタイトルを獲得していた。そして、ロレンソが初めてMotoGPクラスのチャンピオンを獲得する2010年までに、ロッシはふたつのタイトルを加えている。

「僕はMotoGPキャリアを通じて4人のライダーとボックスを分け合ってきた。ロッシ、ベン・スピーズ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ。そして今はマルク・マルケスだ。そして、今の状況は僕がMotoGPにデビューした2008年と、とても似ている」

「当時、ロッシはキャリアの頂点にいた。2006年と2007年はタイトルを獲得していないけれど、ロッシは常にタイトル争いを演じていたし、MotoGPマシンの経験も豊富にあった」

「それは、多かれ少なかれ今の状況と似ている。僕は新しいチームに加入する。マルケスはとても、とても強いチームメイトだし、マシンについてもよく知っている」

「そういった部分でマルケスが大きなアドバンテージを持っていることは確かだ」

 ロレンソはホンダでのデビューシーズンを“謙虚に”取り組むと話す。

「僕は常にマルケスは並外れた才能を持っているライダーだと話してきた」

 彼はマルケスをそう評価する。

「彼から学べることが沢山ある。僕はホンダへ加入することができて幸せだし、誇りに感じている。でも、僕はそれだけではなく少しずつバイクを理解し、結果を得ようと試みる謙虚さも持っているんだ」

 ロレンソの代名詞とも言えるスムーズなライディングは、ドゥカティで過ごす間に変わっていったが、依然としてマルケスのライディングスタイルとは明確に異なっている。

 しかしマルケスは、ホンダにとってこうしたライディングスタイルの違いは問題にならないと考えているようだ。実際、ロレンソが指摘したホンダのマシンの欠点は、マルケスと一致しているという。

「(ふたりのライディングスタイルの違いは)ホンダにとって大きな問題ではない。なぜなら、今までのチームメイトだったダニ・ペドロサが、僕と完全に異なるライディングスタイルの持ち主だったからだ」

 マルケスは続ける。

「ホンダ、とりわけHRCはふたつの異なる方向に向けてマシンを改善する、十分な能力を持っている」

「結局、ホンダのマシンを速く走らせようとして、0.1秒を削ろうとする時に、全てのライダーが同じことを要求するんだ。最も大事なことは、僕、そしてロレンソ、カル・クラッチローといったライダーが、同じ部分で同じ問題を抱えているということなんだ」

「だから、全てのチームと共に、2019年シーズンに向けて改善を試みていく」

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