ホンダ、またもやチェーン切れが発生。ガレージまでダッシュしたロレンソ「調査が必要」

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ホンダ、またもやチェーン切れが発生。ガレージまでダッシュしたロレンソ「調査が必要」
執筆:
2019/04/14 5:18

ホルヘ・ロレンソはチェーンに生じた問題によって予選を妥協することになったが、彼はホンダにとっては“明らかに問題だ”と語っている。

 MotoGP第3戦アメリカズGPでレプソル・ホンダのホルヘ・ロレンソは厳しい初日を過ごし、予選はQ1から挑むこととなった。

 そしてQ1をトップで通過して挑んだQ2。ロレンソのマシンはホームストレートで突如として停止してしまう。ロレンソはマシンを捨て、そしてピットレーンを走ってホンダのガレージまで戻り、再度出走することとなった。

 ロレンソはセカンドマシンで出走するも、タイムはなかなか上がらない。最終的に11番グリッド、ポールポジションを獲得したチームメイトのマルク・マルケスからは1.596秒差という結果に終わった。

 ロレンソは停止の原因がチェーンである事を確認しているという。そして、前戦アルゼンチンGPでも、同様の問題がFP4でマルケスのマシンに発生していた。

「チェーンが切れてしまって、走行を続けられなかった」

 ロレンソはそう話す。

「壁にマシンを預けて、セカンドマシンに乗り換える必要があったんだ」

「これはアルゼンチンでもマルケスに起こっていた事で、2度目だ。明らかに問題だし、(チェーン切れが)起こりすぎている」

「チームは将来同じことが起こるのを避けるために調査し、理解する必要がある」

 また、ロレンソはピットへ戻る際の”マラソン”を思い返して、こう加えている。

「とても大変だった。ストレートは長いし、僕がマシンを乗り捨てたのはその端だったんだ。ピットレーンでは一番速いチームのひとつだろう!」

「多分300〜400メートルは走ったと思う。10kg以上の装備で走るのは簡単じゃなかったよ。とても遅かったから、確実にウサイン・ボルトには敵わないだろうね! だけど、僕は自分のできる限りの、最速で走ったんだ」

 ロレンソが乗り換え後のQ2セッションで振るわなかったことについては、セカンドマシンが非常に異なるセッティングをしていた事が関係しているという。しかし、彼はホンダでの進捗は上向きのままだという。

 

「トップ10に入るための、恐らく2分4秒台を記録することが可能だったと思う」

「だけどこのトラックでは、僕らは未だ最速からは程遠い状態だ。ただ、余裕を持ってQ2に進出できたことには満足しているよ」

「Q2では、チェーンの問題があって集中力が切れてしまっていたし、マシンもかなり異なっていたから、タイムを改善するのは難しかった。他のセッティングを試す必要があったんだ。それで、そのマシンでポジションを上げることは困難だった」

「とにかく、僕らは多くの事を試そうとしていて、ポジティブなんだ。こうした事が将来的な戦闘力を高めてくれると思う」

 余談ではあるが、同サーキットでは2015年にもマルケスがピットレーンをダッシュしてマシンを交換、そのままポールポジションを獲得している。今回のピットレーンダッシュによって、奇しくも同じレプソル・ホンダのふたりが似たような事態を経験することとなった。

 

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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 第3戦アメリカGP
ドライバー ホルヘ ロレンソ 発売中
チーム Repsol Honda Team
執筆者 Jamie Klein
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