苦戦が続くロレンソ、希望は“新型フェアリング”だけ?

シェア
コメント
苦戦が続くロレンソ、希望は“新型フェアリング”だけ?
執筆:
2019/06/01 7:06

ホルヘ・ロレンソはイタリアGP初日で20番手と下位に沈んだが、レースペースは悪くないと感じていると語った。そして、新たなフェアリングが現在の問題を解決してくれることを期待しているようだ。

 MotoGP第6戦イタリアGP初日を総合20番手で終えたレプソル・ホンダのホルヘ・ロレンソ。彼はブレーキングとコーナー進入の部分で改善が必要だと語っていたが、進捗は芳しくなかったようだ。

こちらも:

 ロレンソはこの日、ホンダと共にエルゴノミクス(人間工学)面の改善に取り組み続けたが、その効果を見出すことはできなかったと言う。そして前戦フランスGPでの構成を続けることになるだろうと語った。

 ただ、ロレンソはカタルニアGP後をめどに、ホンダが新たなフェアリングを準備中であることを明かしており、それがブレーキングにおけるさらなる助けになることを望んでいるという。

「今日、僕らはフロントにより荷重をかけられるように、異なる種類のハンドルを試していた」とロレンソは語った。

「ただ、いくつかの部分で悪い感触があったから、そのハンドルはガレージにしまい込んだよ」

「燃料タンクはル・マンで使っていた通常のものと、マルク(マルケス)のものを試した。いくつかの部分では改善が見られたけど、別の場所が悪くなってしまった。おそらく、ル・マンの時と同じモノを使うことになるだろう」

「ブレーキング時のサポートとして理想的な解決策ではないけれど、少なくとも、多少はコーナーで自由に動くことができる」

「新しいフェアリングを試すことを待っているんだ。恐らくブレーキング時により助けになってくれるはずだ。ただ、僕らは実際に確認する必要がある。新しいフェアリングは新しいエアロダイナミクスをもたらすからね」

 同じホンダ陣営のカル・クラッチロー(LCRホンダ)はムジェロはホンダにとってかなり苦戦する場所であり、ロレンソが苦戦していることは「まったく驚くことじゃない」と語った。

「まったくもって驚くことじゃない。ここ(ムジェロ)はホンダにとって最も厳しいサーキットのひとつであり、一方で去年は彼のチームにとっては簡単なトラックだったんだからね」とクラッチローは言う。

「彼はここで苦戦するだろうし、(その後も)苦戦は続くだろう。これが現実的な状況だ。もちろんそういった状況を望んでいるわけではないし、(ホンダは)ライダー全員のために進歩を目指している」

 そのロレンソはレースペースは1周のパフォーマンスよりも良いと付け加えており、目標はトップグループと同じようなペースを手にすることだという。

「今朝は競争力を出すには多くの困難があった。始め、マシンは快適に感じられなかったけれど、少しずつ前に進み続けた。それから、ペースはそこまで悪くはなかった」

「レースペースが1分47秒9から48秒よりも速くなるとは思っていない。無理せず1分48秒台の前半に入れることができれば、良いレースができると思っている。それが僕の目標だ」

「今は爆発的なアタックラップは手にしていない。ル・マンの時にはあったけれど、ここではそれが無いんだ。これは予選位置にとっては問題になり得るが、それでも満足しているよ」

Additional reporting by Oriol Puigdemont

次の記事
ポル・エスパルガロ「ロッシは止まっているようだった」……KTMのエンジンは既にヤマハ以上か

前の記事

ポル・エスパルガロ「ロッシは止まっているようだった」……KTMのエンジンは既にヤマハ以上か

次の記事

MotoGPイタリアFP3:中上貴晶、渾身のアタックで4番手! トップはペトルッチ

MotoGPイタリアFP3:中上貴晶、渾身のアタックで4番手! トップはペトルッチ
コメントを読み込む

この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 第6戦イタリアGP
サブイベント FP2
ドライバー ホルヘ ロレンソ 発売中
チーム Repsol Honda Team
執筆者 David Gruz