ロレンソ、ドーハ16位のロッシに「ガッカリさせられた」と喝! ヘレスで復活を予想
MotoGP3度の王者経験を持つホルヘ・ロレンソは、元チームメイトのバレンティーノ・ロッシが2021年シーズン第2戦ドーハGPで見せた走りについて、「ファンを失望させたように、僕も失望させられた」と語った。
Valentino Rossi, Petronas Yamaha SRT
Gold and Goose / Motorsport Images
バレンティーノ・ロッシはMotoGP参戦26年目を迎えた2021年シーズン、ヤマハファクトリーチームからペトロナス・ヤマハSRTへ移籍。新たな環境でレースに臨んだ。
しかしロッシはロサイル・インターナショナル・サーキットで行なわれた開幕2連戦で苦戦。特に第2戦ドーハGPでは予選でキャリアワーストととなる21番手となってしまった。その後の決勝レースでも、ロッシは16位フィニッシュでポイント獲得に失敗している。
開幕戦では予選4番手から12位、ドーハGPでは16位と沈んでしまったロッシに対し、厳しい目を向けているのが、ヤマハでかつて7年間競い合っていた3度のMotoGP王者であるホルヘ・ロレンソだ。
ロレンソは最近になりYoutubeに自身のチャンネルを設立。その投稿動画の中でロレンソは「ロッシがファンと自分をガッカリさせた」とコメント。ただそうは言っても、ロッシの復活を期待している面も見せた。
「ロッシは僕をガッカリさせたし、彼は常に多くのことを期待されているから、ファンもガッカリさせられたと思う」
「予選で21番手になっていた。彼はキャリアの中ではもっと悪い事もあったと言っていたと思うけど、これ以上悪いモノを見つけるのは難しいと思う」
「そしてレースではポイント圏外だ。バレンティーノがクラッシュやエンジンの故障抜きにその位置で終えたレースを探すのも難しいと思う」
「彼が他のヤマハ勢から大きく離されているのは、これで2回目だ」
「これが今回特有であることを願おう。カタールでは上手く行かなかったけど、もっと良い場所がきっとやって来る」
「それがポルティマオかどうかは分からないけど、ここも彼にとっては厳しいだろう。でもヘレスでは強い彼が戻ってくるだろう」
またロレンソは同じ“ホルヘ”という名前を持ち、ドーハGPでルーキーながら表彰台を獲得したホルヘ・マルティン(プラマック)にも言及。その走りには自分やケーシー・ストーナーの面影を感じたという。
「ブレーキングの点で、彼にはストーナーのことを思い出させられる。ケーシーのようなアグレッシブさや、ブレーキングの深さや断固としたところなんかはね」
「それからコーナー中盤でのライディングポジションは少し僕にも似ていると思う」
「彼はかなりハングオフしていて、ほとんど(路面に)肘を当てていて、いくつかのコーナーでは肩すら当たっている」
「彼はコーナースピードも速い。ブレーキングがダイレクトで、コーナリングに向けてあまり準備していない(チームメイトのヨハン)ザルコやミラー(ジャック・ミラー/ドゥカティ)と比較しても、コーナースピードをより発揮できていたんだ」
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