ロレンソ引退か? バレンシアGPでドルナCEOと“特別記者会見”を実施へ
MotoGPで3度のチャンピオンに輝いたホルヘ・ロレンソだが、最終戦バレンシアGPで引退を表明する可能性が浮上してきた。
Jorge Lorenzo, Repsol Honda Team
Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPのプロモーターであるドルナは、MotoGPバレンシアGP期間中の木曜日現地時間午後3時(日本時間23時)に、CEOであるカルメロ・エスペレータとホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ)による特別記者会見を行うことを明らかにした。
エスペレータは以前“ロレンソは決断するべき”と暗に引退を促すような発言を行っていただけに、この会見がそうした内容なのではないか……とも考えることができる。
また、こうした特別記者会見は過去にも似た例がある。昨年引退したダニ・ペドロサはドイツGPで会見を開き、長年の現役生活に終止符を打つことを発表したのだ。
ロレンソとホンダとの間の契約は2020年末までの2年間契約だ。しかしロレンソが第8戦オランダGPでの負傷によって4レースの欠場を強いられると、彼が契約期間を短縮させるのではないか、という憶測が飛び交い始めた。
彼の欠場中には2017〜2018年に所属していたドゥカティへ出戻るのではないかという噂も立ったが、結局ホンダとロレンソは互いの契約を再確認した。
しかし、ロレンソは負傷明け以降も大苦戦が続いており、MotoGPキャリアワーストの成績となっている。その結果、「ロレンソの引退」という憶測が浮かび上がっているのだ。ただ、彼はそういった噂や憶測については否定している。
なおロレンソの引退が現実のものとなった場合、来季のマルク・マルケスのチームメイトに最有力候補となりそうなのが、ヨハン・ザルコだ。彼は怪我の治療のためレースを欠場することとなった中上貴晶(LCRホンダ)の代役として第17戦オーストラリアGPからLCRホンダのマシンを駆り、前戦マレーシアGPでは転倒リタイアにこそ終わったが、トップ10圏内を走行。上位を狙うことが可能だと発言するなど、その力をアピールしていた。
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