マルケス「ロレンソの学習具合は予想よりも厳しい」 ホンダはシーズン前半を静観の構え?

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マルケス「ロレンソの学習具合は予想よりも厳しい」 ホンダはシーズン前半を静観の構え?
執筆:
協力: Gabriel Lima
2019/04/05 2:31

ホルヘ・ロレンソのレプソル・ホンダでのキャリアスタートが、予想よりも厳しい状況だとマルク・マルケスは考えているようだ。

 ホルヘ・ロレンソはレプソル・ホンダ移籍後の初レース、カタールGPを13位で終え、第2戦アルゼンチンGPは12位で終えている。

 ロレンソはカタールGPで負った負傷の影響に苦しんでおり、アルゼンチンGPは次戦以降のレースへ向けてコンディションを悪化させないためにも、クラッシュするリスクは望んでいないと認めていた。

 低調なホンダでのキャリアスタートとなったロレンソだが、これはドゥカティ時代の2年間と似ていると言えるだろう。しかし、現在獲得している7ポイントというスコアは、ドゥカティ時代の2017年、2018年のそれを上回るものだ。

 また、スポンサーのEstrella Galiciaにより手配されたプレスカンファレンスの場で、アルゼンチンGPの勝者マルク・マルケスは、ホンダがロレンソとの新たな契約がこれほどタフなスタートになるとは予想していなかった、と述べている。

 どのくらいの期間で、ロレンソが先頭争いに参加してくるようになるか? という質問に、マルケスは次のように答えている。

「それは分からない」

「ひとつの真実は、ロレンソが普通ではないライダーだということだ。彼は細心の注意を払う人で、常に詳細に至るまで入り込んでいる。そして、全てが適切な場所に嵌っている事を好んでいて、そうした時、ロレンソはとても速いんだ」

「ロレンソは既に速さを証明している。より難しい事だけれど、彼がどのサーキットでも速ければ、タイトルも争えるだろう。僕はロレンソが速くなる事は確信しているよ」

「それがいつ起こるのか、僕にもそれは分からない。僕は今のロレンソの身体はかなり精強だと思う。バイクで100%へ達するためには、肉体が100%である必要は無いんだ」

「だけど今の所、彼の学習プロセスはホンダが予想していたよりも厳しいようだ」

 ロレンソはアルゼンチンGPでのスタート時に、ピットリミッターをうっかり作動させてしまうというアクシデントに見舞われていた事と、さらに、ハンドルのグリップが脱落してしまったことにより、その後のレースを妨げられてしまった事を明かしている。

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 レプソル・ホンダのチーム代表アルベルト・プーチは、ホンダはロレンソが完全にRC213Vを掌握するまでシーズンの半分は必要だと覚悟している、と述べている。

「アルゼンチンGPではロレンソの強みでもある1周目のスピードで良いスタートを切り、そして彼のペースで落ち着くというプランだった。しかし彼は問題を抱えていて、それによって彼のレースは滅茶苦茶になってしまった」

「ロレンソの移籍について、我々はシーズンの前半が簡単ではない事は認識している。しかし、彼がひと度マシンへ慣れてしまえば、ロレンソは再びトップを争える……我々はそう期待しているし、望んでもいるんだ」

Jorge Lorenzo, problem with the handlebar

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Photo by: Motogp.com

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この記事について

シリーズ MotoGP
ドライバー ホルヘ ロレンソ 発売中 , マルク マルケス 発売中
執筆者 Jamie Klein
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