「“ホルヘの日”には同じレースですらなかった」クラッチロー、ロレンソの引退を悲しむ
LCRホンダのカル・クラッチローは、ホルヘ・ロレンソの引退がMotoGPにとって悲しい日だと話した。
Jorge Lorenzo, Repsol Honda Team announcing retirement
Gold and Goose / Motorsport Images
11月15日(木)、ホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ)が特別記者会見に出席し、今季限りで現役を引退すると明かした。ロレンソは負傷がこの決定に影響を及ぼしたと語っている。
同じホンダ陣営であるカル・クラッチロー(LCRホンダ)はロレンソのキャリアに言及。ロレンソがベストのパフォーマンスを発揮した日には、多くのライダーが全く太刀打ちできないほどだったと、称賛を贈った。
「まず思うのは、ロレンソの引退はこのスポーツにとって悲しい日だということだ」
そうクラッチローは語った。
「“ホルヘの日”には、多くのライダーは同じレースに出ていないようなものだったよ」
「時には表彰台に登っていてすら、同じレースを戦っていないようじ感じることすらあった」
「だから、彼は偉大なチャンピオンであり、これ以上無いプロフェッショナルなライダーだった。彼の性格が他の誰よりも少し違っているのを、僕は知っている。他のライダーもそれを分かっているだろう」
「彼がコース上で達成したことは、誰にも価値を下げることはできない。そしてそれはパドック全体が持っているモノ以上の物なんだ」
結果的にロレンソの最終シーズンとなった今季、彼は大いにレースで苦戦した。RC213Vへの適応に苦しみ、出走した14レース全てでトップ10にすらたどり着けていなかった。
こうした状況にも関わらず、クラッチローはロレンソの“信じがたい程の”ライディングスタイルが、ホンダで上手くいくと思っていたようだ。
「これについては始まる前からジャーナリストが言い出していたけど、僕は彼が上手くいくとだろうと思っていた。いつになるかは分からなかったけどね」
「彼はどうやってバイクを乗れば良いのか分かっている。僕は未だに彼のデータを見るけど、ブレーキのかけ方や、彼のしている事は信じられないほどのモノだよ」
「彼が今日引退を表明するとは、僕は知らなかった。このスポーツにとって、とても悲しい日だと思うよ」
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