MotoGP安全委員会、ライダーの出席率低すぎ! マリーニの提案「ライダーの意見をまとめる代表者が必要だ」
MotoGPの安全委員会に対するライダーたちの不満は依然として残っているが、こうした会議に積極的に参加しているルカ・マリーニは、別の解決策を提案している。
Luca Marini, Honda HRC
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ホンダのルカ・マリーニは、MotoGP安全委員会への出席率減少を受け、ライダーの意見をまとめる必要があると訴えた。
グランプリ週末の金曜日、ライダーたちはMotoGPの主催者であるMotoGPスポーツ・エンターテインメント・グループ(旧ドルナ)とFIMに対し、懸念事項を提起したり、安全問題について直接話し合う機会が与えられる。 それが安全委員会だ。
しかし近年、これらの会合への出席者は着実に減少しており、定期的に参加するライダーはごく少数にとどまっている。テック3のエネア・バスティアニーニは最近、重要な問題に関する進展のなさに不満を抱き、これらの会合への出席をやめたことを明らかにした。
こうした状況が続けば、ライダーたちの影響力が弱まり、主要な問題について意見をまとめ、立場を確立することが難しくなる可能性がある。
しかしマリーニは、こうした会議への出席を義務化しても状況は改善しないと考えており、各ライダーにはそれぞれ独自の利害関係があると主張している。
その代わりに、彼はライダーたちが代表者を選出し、その代表者がライダーたちに代わって選手権の主催者と直接交渉することを提案した。
「いや、出席義務化は役に立たないと思う。以前はあの部屋に20人もいたが、3、4人だった時よりも混乱していた」と彼は述べた。
「おそらく、ライダーたち全員がひとつになって、組織とより密に話し合える代表者を一人置く必要があるのだろう。だけど僕たちはこれまで何度も試みてきたが、今のところ実現していない。だから、今後の展開を見守りたいと思う」
「これは人数の問題ではない。ただ、もっと団結する必要があるだけだ」
写真: Evaristo Sa / AFP via Getty Images
マリーニは、代表者が誰であるべきかについて特に希望はないと述べたが、現代のMotoGPが課す要求が激しいせいで、ライダーが安全上の懸念を提起することにエネルギーを注ぐことがすでに難しくなっていると強調した。
「現時点では誰がやるかは問題ではない」と彼は言った。
「ただ、僕たちから始めなければならない。グランプリ期間中は時間がないから、このことについて話したがらない、あるいは話せないライダーもいるだろう」
「MotoGPは精神面で非常に厳しい競技なので、その点にも気を配ることが重要だ。(レース週末は)こうした問題について議論したくないし、ただ諦めるしかないんだ。なぜなら、MotoGPライダーとして抱えるストレス要因のリストから、ひとつでも項目が減るからだ」
F1にはグランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)と呼ばれる組織がある。MotoGPも2020年代初頭にライダー組合を設立しようという話も持ち上がったが、実現には至らなかった。
「僕の見解では、この問題の本当のところは、ライダー全員が団結できないことだ」
「皆がそれぞれ独自の考えを持っているため、全員が同じ方向を向いて同じ考えを持つのは非常に難しい」
「どの仕事でも同じだと思うけど、将来的にはライダー同士のコミュニケーションや関係性がもっと良くなれば素晴らしいと思う。今は皆お互いに敬意を払っているけど、もっと柔軟な考え方が必要だね」
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