「1ヵ月半前には完全に終わったと思っていた」”超重要な勝利”収めたマルケス、タイトル争い復帰を宣言
マルク・マルケスはMotoGPチェコGPの勝利で、2026年のタイトル争いに再び加わったと感じられているようだ。
Marc Marquez, Ducati Team
写真:: Gold and Goose Photography / Getty Images
MotoGP第9戦チェコGPで勝利したマルク・マルケスは、以前とは違い2026年シーズンのタイトル争いに自分も加わっていると感じられているようだ。
マルケスは怪我の治療でカタルニアGPを欠場したあと、第7戦イタリアGPで復帰。第8戦ハンガリーGPで完勝すると、続くチェコGPでも勝利と好結果を続けて記録した。
チェコGP終了時点で、マルケスはランキング4番手。ポイントリーダーのマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)には40ポイント差の位置につけている。
これまでマルケスは絶好調のアプリリア勢に対し、大きく差をつけられていた。手術で一時離脱したこともあり、多くの人は今季の王座防衛は厳しいのではないかと考えていたが、直近2戦の好調な走りと、アプリリア陣営ふたりの自滅によって、タイトル争いに再び加わってきた。
マルケスはこれまで「チャンピオンシップのことは考えていない」と語っていたが、ハンガリーで37ポイント、チェコで32ポイントを荒稼ぎした今、同じような主張はマルケス本人もできなくなっていた。
「1ヵ月半前には完全に終わったと思っていたんだ」と、マルケスは言う。
「病院にいて、首位とは100ポイント以上離されていた」
「でも今は……なぜなのか自分でもよく分からないけど、首位と40ポイント差なんだ。だから僕たちはタイトル争いに加わっている」
そしてベッツェッキ、ホルヘ・マルティン(アプリリア)、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46)といったマルケスよりランキング上位につけるライバルたちにとってさらに気掛かりなのは、今回の勝利が時計回りのサーキットで達成されたという点だろう。これはマルケスの右腕と肩の状態が、着実に回復していることを示す新たな証拠でもある。
「右コーナー主体のサーキットで勝てたことは本当に重要だ。特別なことだし、ずっと求めていたものだった」
マルケスもそう語っている。ただ、彼はまだフィジカル面の問題が完全に回復している訳ではないとも明かしている。
「今日のレース終盤、バイクはもっと速く走れる状態だった」
「ただ、僕自身が限界までプッシュできなかったんだ」
マルケスは、夏休み明けにようやく完全なコンディションへ戻れることを期待している。そして、その時には現在の“回復モード”から、本格的な“アタックモード”へ移行したい考えだ。
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