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マルク・マルケス、体調万全もスペインGP初日は「生き残る」のが精一杯。表彰台は厳しい?

マルク・マルケスは1ヵ月間の休暇で体調は万全だと明言するが、スペインGPの初日は攻めるだけのペースはなかったと話した。

Marc Marquez, Ducati Team

Marc Marquez, Ducati Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 マルク・マルケス(ドゥカティ)はMotoGP第4戦スペインGPの初日を振り返り、攻めるだけのペースは無かったと語った。

 マルク・マルケスは2025年終盤のインドネシアGPでクラッシュした際に右肩を負傷。その影響を引きずったまま2026年シーズンをスタートさせ、第3戦アメリカズGPで転倒した際には右腕を痛めてしまったことでさらに苦しんだ。

 ただカタールGPの延期によって1ヵ月間の休みができたことが、マルク・マルケスにとってプラスになった。この期間で回復が進み、本人も体調は戻ったと認めている。

 そのためスペインGPでマルク・マルケスは上位に返り咲くことが期待されていた。しかし初日のプラクティスでは、アレックス・マルケス(グレシーニ)やファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46)に遅れを取る形となった。プラクティス終盤にはQ2直接進出を逃しそうなポジションに落ちてしまう場面もあったが、それでもなんとかソフトタイヤでのアタックをまとめて、4番手でQ2直行を確保した。

 初日を終えたマルク・マルケスは、一晩での改善に望みを託しているとしつつ、今の段階では表彰台すら難しい状況であることを認めた。

「良い日でも悪い日でもない。作業をするための普通の日だった」

 マルク・マルケスはそう語る。

「現時点では、レースペースでも一発の速さでも僕は4番手から6番手あたりだ」

Marc Marquez, Ducati Team

Marc Marquez, Ducati Team

Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images

「明日の予選でどうなるかを見て、そこからレースで何ができるかを見ていくことになるだろう」

「今は攻めるだけのポテンシャルがない。現時点では“生き残る”だけの力しかないんだ。もちろん、明日改善できるか様子を見てみるつもりだ」

「言うまでもないけど、改善し表彰台争いに加わるには、週末を通してさらに作業を続ける必要がある。現時点ではそこには全く届いていない」

 なおスペインGP初日の内容を見ると、アプリリアが週末の立ち上がりで強いわけではないことを差し引いても、ドゥカティ勢が優位に立っているようだ。

 昨年のスペインGP勝者であるアレックス・マルケスはプラクティスではライバルに0.3秒以上のギャップを開いてのトップタイムだったし、ジャンアントニオも1日を通じて速さを見せた。

 マルク・マルケスは彼らふたりと比較してスピード不足は、マシンではなく自分自身が原因だと語った。

「単純に他の人たちより少し遅いんだ」と、マルク・マルケスは言う。

「自分が特に苦しんでいる弱点を改善するために、ガレージ内で作業に取り組んでいる。今のところ最もロスしているのはセクター4、最後の2つの高速コーナーのようだ。それに加えて左コーナーでも今日はフィーリングが良くなかった」

「フィジカルは問題ない。ガレージ内での作業を進めてフィーリングを改善し続ける必要があるだけだ」

 なおマルク・マルケスは新品タイヤでの苦戦が問題を悪化させていると感じており、予選ポジションが重要となるヘレスでは大きな不利になると述べた。

「少しずつ近づいてはいるが、特に一発のラップで苦しんでいる」

「中古タイヤでは差は少し縮まるが、新品タイヤで失った分を取り戻すことはできないからね」

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