ドゥカティとの契約延長が発表されないマルケス。原因は「自分の体調面」と明かす
マルク・マルケスはドゥカティとの契約延長の締結が遅れているのは、体調面の不安が要因だと語った。
Marc Marquez, Ducati Team crash
写真:: MotoGP Sports Entertainment Group
マルク・マルケスとドゥカティの契約延長は既定路線となっているが、その発表は遅れている。その要因となっているのは、マルケス本人の怪我からの回復具合だと本人が認めた。
ドゥカティは2025年にチャンピオンに返り咲いたマルケスとの契約をさらに延長することが最優先事項だとこれまでに語ってきた。マルケス自身も延長する意向を示してきたが、これまでのところ、発表には至っていない。
問題になっているのは契約期間と、マルケスの体調からくる懸念だという。
関係者の話によるとドゥカティは2028年末までの2年契約を希望しているのに対し、マルケスはこれまで複数年契約に慎重な姿勢を見せているという。
マルケスが複数年契約を望まない理由については、来季導入される850cc規定下でのドゥカティの競争力を見極めたいからではないか、など複数の説が取り沙汰されてきた。
しかし、ブリーラムテストで取材に応じたマルケスは、ドゥカティとの交渉が遅れている理由について、自身の身体回復を最優先に考えているからだと説明した。2025年シーズンを早期に切り上げさせる要因となった肩の負傷からの回復に完全な手応えを得られれば、2年契約での延長にも応じる用意があるという。
「ドゥカティとは話し合いを進めている」と、マルケスは語る。
「彼らにとって理想は2年だ。そうでなければ宙ぶらりんになってしまうからだ」
「現時点で自分にとって最も重要なのは、プレシーズンを通して身体の状態がどんどん良くなっていると感じられることだった。セパンテストと今回を比べると、小さな一歩ではあるけど、確実な前進を感じられている。だから、今後もフィジカルが良くなっていくかを見ていきたい」
「今日、肩(の状態に)に小さな前進を感じられて、明日また一歩前に進められるなら、2年契約であっても自分にとって問題にはならないだろう」
Marc Marquez, Ducati Team
Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images
身体状態を見極めるために1年契約を望んでいたのかと質問されると、マルケスは次のように答えた。
「その通りだ。これが僕にとって最大の制約だ。何度も言っているように、怪我をしている時には、どんな判断もできないし、契約にサインすることもできないんだ」
「今の怪我がどんな状態なのかを理解しようとしていた。回復自体は良い方向に向かっていると感じている。まだやるべきことは残っているが、確実に前進している。だからこそ、ドゥカティとも前向きに話を進められているよ」
マルケスは、キャリアを通じて負ってきた数々の大きなケガが、身体に確実な負担を残していることも認めた。
「年齢を重ねているのがきつくなっているんじゃなく、怪我がよりキツくなっているんだ」
「結局のところ、精神面ではまだまだ若いと感じている。でも怪我がどんどん続くと、身体はどんどん鈍くなって、回復にも時間がかかるようになっている。だからそういった意味ではこの冬はすごく長く感じられた」
「それでも努力し続けているんだ。タイGPの後にはさらに2週間の休みがある。そこで、さらに前進できるかを見ていきたい」
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