転倒リタイアのマルク・マルケス「タイトルを争うだけの速さを持ち合わせていない」
MotoGPスペインGP決勝をリタイアで終えたマルク・マルケスは、現状タイトル争いができる速さはないと語った。
Marc Marquez, Ducati Team
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ドゥカティのマルク・マルケスは、MotoGPスペインGP決勝を転倒リタイアで終えたが、タイトル争いの見通しについて、厳しい見方をしていることを明らかにした。
スペインGPでは、アレックス・マルケス(グレシーニ)がトップを快走し優勝。アプリリアの5連勝を阻止した。ポールシッターのマルク・マルケスは、弟のアレックス・マルケスに抜かれた直後の2周目ターン11でフロントを切れ込ませ、転倒を喫した。
そのため、マルク・マルケスはドゥカティのパフォーマンスではなく、個人的な状況について言及した。
「僕は物事を楽観的に捉えようと努めているけど、同時に現実的でもある」
そうマルク・マルケスは語った。
「現時点では、僕たちはベストな走りができていないし、ペースも足りていない。つまり僕自身のペースは、チャンピオン争いをするには十分じゃない」
Marc Marquez, Ducati Team
Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images
マルク・マルケスは今季、スペインGPのスプリントを含めて2勝を挙げているものの、決勝レースでは昨年9月のサンマリノGP以来勝利がない。この不振は一部ケガの影響もあったが、今週末に向けては万全の状態であることを明言しており、その状況で決勝レースでリタイアするのは許容できないとも認識している。
「日曜日に表彰台に上がれなければ、とても厳しい。でも少しずつ改善して、あのフィーリングを取り戻したい」と彼は付け加えた。
スペインGPで弟の後ろを走行中に起きた高速クラッシュについて、彼は達観した様子を見せた。横風を言い訳にするつもりはなく、転倒時にはバイクからできるだけ離れることを最優先にしていたと説明した。
「まあ、転ぶこともあれば勝つこともあるし、負けることもある。今日は僕たちが転ぶ番だったというだけさ」
「大事なのは、ヘレスの週末を楽しめたこと。バイクに乗っていて楽しかったよ。今日は数周しか走れなかったのが残念だけど、僕は大丈夫。明日は月曜日だし、人生は続いていく」
「横風が吹けば、みんなに影響が出るからね」
「確かにバイクが目の前に迫ってきた。僕はクラッシュを避けることもできなかった」
「あの状況でバイクの上に乗ったままグラベルに入ったらどうなるか……バイクがどうなったか見ただろう。ちゃんとグラベルに入れるように体勢を整えたんだ」
「残念だった。レースペースにうまく対応できなかったからね。アレックスは今日は無敵だったけど、僕たちは3位か4位を目指して戦うつもりでスタートしたんだ。そのくらいの順位を狙えていたはずだ」
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