MotoGP アラゴンGP

アラゴン優勝のマルケス、凡ミスで危うくレースを落とすところだった? スタート直後に3番手に後退「ライドハイトデバイスを解除し忘れた」

マルク・マルケスのアラゴンGP優勝は、スタート直後に危うく幻となるところだった。マシンからは火花が散っていたが、これはライドハイトデバイスを解除し忘れたからだった。

Rachit Thukral

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公開日時: 2026/08/31 3:04

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Marc Marquez, Ducati Team

写真:: Gold and Goose Photography / Getty Images

 MotoGPアラゴンGPで今季4勝目を挙げ、ランキング2番手に躍り出たマルク・マルケス(ドゥカティ)。彼はスタート直後にトップに立つも、そこから3番手までポジションを落とした。その理由について本人が明かした。

 得意とするアラゴンで土曜のスプリントレースを制するなど、下馬評通りの好調だったマルケスは、決勝レースでもスタートでポールシッターのマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)を抜き去ってトップでターン1を抜けた。しかしターン2への進入でバイクのリヤが底付きし、火花が散った。勢いを失ったマルケスはベッツェッキだけでなく、ホルへ・マルティン(アプリリア)にも先行を許してしまった。

 マルケスはその後、アプリリアのふたりを抜き返すとともに、レース中盤にペドロ・アコスタ(KTM)から仕掛けられた攻撃も退け、勝利を手にした。ただマルケスは、避けられたミスによって自身のレースがはるかに困難になったと認めた。

「今日は昨日と同じ戦略で、最初のコーナーから攻めた。でも、リヤの(ライドハイト)デバイスを解除するのを忘れるという、とても大きなミスをしてしまった」

 マルケスはそう説明した。

「ウォームアップラップでは、通常バックストレートでデバイスを作動させて、スタート前に解除することを覚えておかなければならない。それを忘れてしまったんだ」

「スタート自体は完璧で、最初のコーナーも完璧だった。でも、ターン1からターン2に飛び込んだとき、リヤのデバイスが作動したままだった。セクター1の間ずっとマシンがものすごく低い状態になっていて、怖かったよ」

「これですべてが難しくなったけど、その後レースをリードしてからは、ペースをマネジメントしようとした。残りのラップでは少しプッシュしてギャップを広げ、またコントロールする、という走りをした」

 一方でベッツェッキはスタート直後について、マルケスがターン2の立ち上がりであまりにも減速したため、追突してしまうと思ったと語った。

「彼はターン1で僕を抜いたので、僕はクロスラインを取ろうとした」とベッツェッキ。

「彼がターン2に入っていったとき、マシンから何かが出ているのが見えた。火花だったんだ。そして、彼が完全に止まったように見えたので、僕は危うく彼にぶつかりそうになった。幸い、その後彼を抜くことができた」

 ランキング4番手でアラゴンに乗り込んだマルケスは、スプリントと決勝で連勝。小椋藍(トラックハウス)が負傷欠場したこと、ベッツェッキが土日共に3位に終わったことで、マルティンに次ぐランキング2番手に浮上した。ポイントリーダーのマルティンとの差も19点に縮まり、タイトル争いに戻ってきた格好だ。

 右腕の状態が依然として自身のパフォーマンスを制限する要因となっているマルケスだが、MotoGPで通算8勝を挙げている得意のアラゴンで、好調を最大限に生かすことが重要だったと認めた。

「チャンピオンシップを争うために少しでもチャンスを残したいなら、そうするしかない」とマルケスは言う。

「ホルヘとマルコは、とてもいい走りをしているように見える。ものすごく速い。もちろん彼らだけじゃない。オグラも復帰してくるし、(ファビオ)ディ・ジャンアントニオ(VR46)や、今日速さを見せたアコスタもいる」

「でも、チャンピオンシップを争うために少しでもチャンスを残したいなら、自分にとって相性のいいサーキットでは、ベストを尽くして結果を出さなければならない」

 

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