MotoGP アラゴンGP

アラゴン優勝のマルケス、凡ミスで危うくレースを落とすところだった? スタート直後に3番手に後退「ライドハイトデバイスを解除し忘れた」

マルク・マルケスのアラゴンGP優勝は、スタート直後に危うく幻となるところだった。マシンからは火花が散っていたが、これはライドハイトデバイスを解除し忘れたからだった。

Rachit Thukral

Rachit Thukral

公開日時: 2026/08/31 3:04

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Marc Marquez, Ducati Team

写真:: Gold and Goose Photography / Getty Images

 MotoGPアラゴンGPで今季4勝目を挙げ、ランキング2番手に躍り出たマルク・マルケス(ドゥカティ)。彼はスタート直後にトップに立つも、そこから3番手までポジションを落とした。その理由について本人が明かした。

 得意とするアラゴンで土曜のスプリントレースを制するなど、下馬評通りの好調だったマルケスは、決勝レースでもスタートでポールシッターのマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)を抜き去ってトップでターン1を抜けた。しかしターン2への進入でバイクのリヤが底付きし、火花が散った。勢いを失ったマルケスはベッツェッキだけでなく、ホルへ・マルティン(アプリリア)にも先行を許してしまった。

 マルケスはその後、アプリリアのふたりを抜き返すとともに、レース中盤にペドロ・アコスタ(KTM)から仕掛けられた攻撃も退け、勝利を手にした。ただマルケスは、避けられたミスによって自身のレースがはるかに困難になったと認めた。

「今日は昨日と同じ戦略で、最初のコーナーから攻めた。でも、リヤの(ライドハイト)デバイスを解除するのを忘れるという、とても大きなミスをしてしまった」

 マルケスはそう説明した。

「ウォームアップラップでは、通常バックストレートでデバイスを作動させて、スタート前に解除することを覚えておかなければならない。それを忘れてしまったんだ」

「スタート自体は完璧で、最初のコーナーも完璧だった。でも、ターン1からターン2に飛び込んだとき、リヤのデバイスが作動したままだった。セクター1の間ずっとマシンがものすごく低い状態になっていて、怖かったよ」

「これですべてが難しくなったけど、その後レースをリードしてからは、ペースをマネジメントしようとした。残りのラップでは少しプッシュしてギャップを広げ、またコントロールする、という走りをした」

 一方でベッツェッキはスタート直後について、マルケスがターン2の立ち上がりであまりにも減速したため、追突してしまうと思ったと語った。

「彼はターン1で僕を抜いたので、僕はクロスラインを取ろうとした」とベッツェッキ。

「彼がターン2に入っていったとき、マシンから何かが出ているのが見えた。火花だったんだ。そして、彼が完全に止まったように見えたので、僕は危うく彼にぶつかりそうになった。幸い、その後彼を抜くことができた」

 ランキング4番手でアラゴンに乗り込んだマルケスは、スプリントと決勝で連勝。小椋藍(トラックハウス)が負傷欠場したこと、ベッツェッキが土日共に3位に終わったことで、マルティンに次ぐランキング2番手に浮上した。ポイントリーダーのマルティンとの差も19点に縮まり、タイトル争いに戻ってきた格好だ。

 右腕の状態が依然として自身のパフォーマンスを制限する要因となっているマルケスだが、MotoGPで通算8勝を挙げている得意のアラゴンで、好調を最大限に生かすことが重要だったと認めた。

「チャンピオンシップを争うために少しでもチャンスを残したいなら、そうするしかない」とマルケスは言う。

「ホルヘとマルコは、とてもいい走りをしているように見える。ものすごく速い。もちろん彼らだけじゃない。オグラも復帰してくるし、(ファビオ)ディ・ジャンアントニオ(VR46)や、今日速さを見せたアコスタもいる」

「でも、チャンピオンシップを争うために少しでもチャンスを残したいなら、自分にとって相性のいいサーキットでは、ベストを尽くして結果を出さなければならない」

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 マルク・マルケス、挑戦者アコスタを下しアラゴン8勝目! ランキング2番手に返り咲く|MotoGPアラゴンGP決勝

次の記事 アコスタ、マルケスに1.7秒届かずまたも初優勝お預け。力負けを認める「これ以上できることはない」

More from

Rachit Thukral



マルティン「ドゥカティ走りからアプリリアへ適応が必要だった」オーストラリア初日陣営最下位の理由

MotoGP

MotoGP

オーストラリアGP

5 時間前

マルティン「ドゥカティ走りからアプリリアへ適応が必要だった」オーストラリア初日陣営最下位の理由



ドゥカティ、アプリリアのチームオーダー発令に関心なし「好きなようにすればいい」

MotoGP

MotoGP

オーストラリアGP

6 時間前

ドゥカティ、アプリリアのチームオーダー発令に関心なし「好きなようにすればいい」



フェルナンデス、インドネシアGPの右手指骨折から回復順調も「100%じゃない。でも全力を尽くす」

MotoGP

MotoGP

オーストラリアGP

15 時間前

フェルナンデス、インドネシアGPの右手指骨折から回復順調も「100%じゃない。でも全力を尽くす」

More from

マルク マルケス



マルケス「3年後に引退している可能性は70%」次期ドゥカティ契約が最後のMotoGPに?

MotoGP

MotoGP

オーストラリアGP

8 時間前

マルケス「3年後に引退している可能性は70%」次期ドゥカティ契約が最後のMotoGPに?



マルク・マルケス、アプリリアのチームオーダー論争に牽制球「速さがあれば必要ない。必要なのは速さがない時だ」

MotoGP

MotoGP

オーストラリアGP

18 時間前

マルク・マルケス、アプリリアのチームオーダー論争に牽制球「速さがあれば必要ない。必要なのは速さがない時だ」



目指すはダブルウィンのフルポイント! マルケス、オーストラリアGPは攻めの姿勢

MotoGP

MotoGP

オーストラリアGP

1 日前

目指すはダブルウィンのフルポイント! マルケス、オーストラリアGPは攻めの姿勢

More from

ドゥカティ・チーム



マルケス、今季ライバルのマルティンを絶賛「本当に才能がある戦士のようなライダー」

MotoGP

MotoGP 2 日前

マルケス、今季ライバルのマルティンを絶賛「本当に才能がある戦士のようなライダー」



マルク・マルケスは「うまい立ち回りが必要」タイトル争い接戦に弟アレックスが今後を予想

MotoGP

MotoGP

インドネシアGP

4 日前

マルク・マルケスは「うまい立ち回りが必要」タイトル争い接戦に弟アレックスが今後を予想



ドゥカティ、激戦タイトル争いを勝ち抜く覚悟。アプリリアの”陣営一丸”チームオーダー発令を警戒「私でもそうするだろう」

MotoGP

MotoGP

インドネシアGP

8 日前

ドゥカティ、激戦タイトル争いを勝ち抜く覚悟。アプリリアの”陣営一丸”チームオーダー発令を警戒「私でもそうするだろう」

最新ニュース



バルセロナでのインディカーレースが正式に決定。2007年以来初のヨーロッパでのインディカー開催に

IndyCar

Indy IndyCar 1 時間前

バルセロナでのインディカーレースが正式に決定。2007年以来初のヨーロッパでのインディカー開催に



ホンダPUがシンガポールGPで期待外れに終わった原因はターボラグ。折原エンジニア「制御に苦しみ、加速が不安定に」

F1

F1 F1

アメリカGP

5 時間前

ホンダPUがシンガポールGPで期待外れに終わった原因はターボラグ。折原エンジニア「制御に苦しみ、加速が不安定に」



マルティン「ドゥカティ走りからアプリリアへ適応が必要だった」オーストラリア初日陣営最下位の理由

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

5 時間前

マルティン「ドゥカティ走りからアプリリアへ適応が必要だった」オーストラリア初日陣営最下位の理由



ドゥカティ、アプリリアのチームオーダー発令に関心なし「好きなようにすればいい」

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

6 時間前

ドゥカティ、アプリリアのチームオーダー発令に関心なし「好きなようにすればいい」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録