アプリリアついに敗れる。ベッツェッキ「アレックス・マルケスは高速コーナーがとても速かった」
アプリリアのマルコ・ベッツェッキは、MotoGPスペインGPを2位で終え、優勝したアレックス・マルケスとの差について語った。
Alex Marquez, Gresini Racing
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
アプリリアのマルコ・ベッツェッキは、MotoGPスペインGPを2位フィニッシュ。連勝記録が途絶えることとなった。
ベッツェッキは今季開幕3戦の決勝レースを全周ラップリーダーで3連勝を果たし、インターバル明けのスペインGPに臨んだ。しかし、過去のヘレスでの戦績を踏まえると、今回はアプリリアにとって今年最大の難関になると予想されていた。
そしてその予想の通り、アプリリアはドゥカティ勢に屈することになった。決勝レースではアプリリア勢がトップ6に4台入ったものの、勝ったのは2周目に首位に立ったグレシーニのアレックス・マルケスだった。この勝利はドゥカティにとって今季初勝利である。
ベッツェッキは、スペインGPの週末は土曜日の朝のにわか雨によって台無しになり、ミディアムタイヤで貴重な走行距離を稼ぐことができなかったことが影響したと説明した。
「今週末は僕たちにとって最高の週末ではなかった」とベッツェッキは認めた。
「金曜日はまずまずのスタートが切れたけど、金曜はソフトタイヤで作業して、土曜にミディアムを使う予定の戦略を立てていた。でも残念ながら土曜は雨で走れず、今日はフィーリングにいくつか不安を抱えたままスタートすることになった」
それでも、金曜の時点でドゥカティが決定的な優位性を持っていることは明らかだった。特にアレックス・マルケスとVR46のファビオ・ディ・ジャンアントニオがプラクティスで際立った速さを見せていた。
ベッツェッキはアレックス・マルケスが違いを生み出していた領域について、高速コーナーを挙げた。
「アレックスはここ(ヘレス)では常に非常に速い。特に昨年からそうだ」
「1コーナーの最初のブレーキングもとても良かったけど、特に第3・第4セクターのような高速で流れる区間、右コーナーでとても速かった。それにターン8でもすごく良くて、実際ターン9のブレーキングで僕を抜いていった」
Alex Marquez, Gresini Racing
Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images
アプリリアは昨シーズン後半から一気に戦闘力を上げ、様々なサーキットで戦えるバイクを作り上げた。しかし弱点がまだ残っていることも浮き彫りとなった。ベッツェッキは特に高速域での安定性とパフォーマンスを改善点として挙げている。
「僕はより正確な情報を得るために、アプリリアに多くのことを尋ねた」と彼は語った。
「ファクトリーは非常に熱心に作業してくれていて、たくさんのパーツを持ち込んでくれている」
「安定性はまだ取り組んでいる部分で、高速区間では少し苦しんでいるかもしれない。アレックスとの差で一番大きかったのはそこだった。あとは彼のライン取りがとても良かったこともあるけどね」
一方でアレックス・マルケスは、グリッド全体で見ればアプリリアが依然として最も完成度の高いパッケージを持っているとの見方を示している。
ヘレスではスペインGP後の月曜日、公式インシーズンテストが実施される。アプリリアもドゥカティも、このテストにアップデートを投入する見込みであり、その後は徐々にレギュレーションが変更される2027年へと焦点を移していくことになる。
「明日は僕たちにとってもドゥカティにとっても非常に重要なテストになる。いくつかのことを試すつもりだ。というのも、現時点ではアプリリアがまだ半歩リードしていると思うからだ」とベッツェッキは語った。
「僕たちはもう少し良くなるための何かを見つける必要がある」
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