ベッツェッキ、スタート出遅れ帳消しの猛追で勝利「最後は全力。最高だったね」
アプリリアのマルコ・ベッツェッキが、スタート出遅れから逆転勝利したMotoGPインドネシアGPのスプリントを振り返った。
Marco Bezzecchi, Aprilia Racing
写真:: Sonny Tumbelaka / AFP via Getty Images
MotoGPインドネシアGPのスプリントレースでは、マルコ・ベッツェッキ(アプリリア)がスタートでの遅れを帳消しにする追い上げで勝利した。
ベッツェッキは予選で圧倒的な速さを示し、ポールポジションを獲得。スプリントレースは逃げ切る展開かと思われた。
しかしスタートでベッツェッキは加速が鈍く出遅れてしまい、一時は8番手まで後退してしまう。ただレースペースも優れていたベッツェッキは、短いスプリントでもどんどん追い上げていき、表彰台圏内に復帰。ラストラップのターン10でフェルミン・アルデゲル(グレシーニ)を豪快に追い抜き、逆転勝利を決めた。
「スタートで何が起きたのかを理解する必要がある。僕のミスだったのか、そうでないのかもね。最初の数メートルは本当に遅かったんだけど、その後バイクは問題なかった。でもなんで最初にあそこまで後退してしまったのかわからない」
ベッツェッキはスプリントを振り返るとそう語った。また、当初は2位が精一杯だろうとも考えていたようだ。
Marco Bezzecchi, Aprilia Racing
Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images
「タフなレースだった。ポジションを落としてしまったからね。でも自分には少なくとも挽回にトライできるペースがあるのは分かっていた」
「ルカ・マリーニ(ホンダ)を相手に少しタイムロスしてしまったけど、一歩一歩進めていくように努めていた。『よし、表彰台を目指してやってみよう』という感じでね。その後は3番手に浮上して、ラウル(フェルナンデス/トラックハウス)を捕まえつつある事に気がついたから、2位を目指して頑張ろうと思ったんだ」
「ラウルを抜いた時には、フェルミンはかなり先行していた。だから何かを期待していたわけじゃない。僕はただ2位を確実にしようとプッシュしていただけだ。でもプッシュしていると、フェルミンにも追いつきつつあったから、『やってみるか!』となったんだ」
「最後は全力を尽くしたよ。ターン10で小さいけどスペースがあったのを攻めた。最高だったね」
ベッツェッキは、アルデゲル相手の攻防については、さらにこう付け加えた。
「セクター2ではかなり速くて、ターン10でオーバーテイクを狙っていくのを考えていた。ここだと貴重なオーバーテイクポイントでもあるんだ」
「ターン7、そして8では彼は素晴らしい走りで少し離れていた。でもその後のターン9からスリップストリームに入ることができたんだ。かなり接近することができて、とにかく(ターン10で)トライしたよ。アグレッシブだったけど良かった」
「続くターン11と12では、相手もイン側にタイヤをねじ込んできて凄く接近していて、僕もフロントを失いかけた。抜き返されるとも思っていたんだけど、彼はやってこなかった。それで『よし、来ないかも』と思った」
「僕は自分のスペースを確保しようとして、それで上手くいったんだ」
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