予選3番手のマリーニ、わずか8時間で準備を整えたチームに感謝「完璧なバイクを用意してくれた」
MotoGPアルゼンチンGPで予選3番手を獲得したルカ・マリーニは、機材輸送が遅れたにもかかわらず、完璧なバイクを用意してくれたVR46チームに感謝していると語った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
機材輸送が遅れ、金曜日のフリー走行がキャンセルされるという、異例の事態となったMotoGP第3戦アルゼンチンGP。VR46は、最も影響が大きかったチームのひとつだ。
チームが機材とバイクを受け取り、ピット設営と走行に向けた準備を始めることができたのは土曜の朝4時頃。フリー走行が始まるまでのわずか8時間で、あらゆる準備を終えなければならなかった。
土曜早朝に届いた機材
Photo by: MotoGP
ルカ・マリーニ(VR46)は、2度のフリー走行を総合10番手で終え、予選Q2に直接進出。自身2度目、チームにとっては初のフロントロウ獲得となる予選3番手を獲得した。
「チームが素晴らしい仕事をしてくれたので、彼らに感謝したい。また、ドゥカティにも感謝したい。彼らは今日、僕のために完璧なマシンを2台用意してくれたが、通常は2日間かけて行なう作業を8時間で行なったので、彼らには簡単ではなかったようだ」
「だからこの位置にいることは素晴らしいことだし、彼らにとっても良い結果だった。彼らはぐっすり眠れると思う。それは良いことだ」
「僕自身は、今シーズンはいつもタイムアタックがうまくいっていると感じている。でもシーズン当初はいくつか問題を抱えていた」
「でも今は、良い方向に向かっていると思うし、良い意味でいろいろなことが解決されつつある」
「走り始めからフィーリングはとても良かったから、このコースで強く速く走れると思っていた」
「ユーズドタイヤではフィーリングがあまり良くなかったので、ウォームアップがとても重要になると思う」
ただフリー走行でのマリーニのレースペースを見る限り、彼がアルゼンチンGPでの表彰台争いの主役になる可能性はそれほど高くないように思える。
マリーニ本人も、ユーズドタイヤでの走行で電子制御が思い通りに機能していないことを認め、決勝に向けてウォームアップでこの点の改善を目指すと語った。
チームがバイクの問題点を克服するために、どんなことをしているのかと訊かれ、マリーニは「特にカタールGPの後、多くのデータが得られたので、どこを改善すべきか理解できた」と答えた。
「そしてたった2レースで良い状態になったんだ」
「でもさっき言ったように、ユーズドタイヤで走らなければならないときは、電子制御が思い通りに動いてくれないんだ」
「だからウォームアップではこの部分に集中して改善に努めなければならない」
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