マルケス「22年型バイクの変化はこれまででも最大」今季懸案のリヤグリップは改善へ

レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、ミサノテストで試した2022年型のRC213Vについて、これまでで最も大きな違いがあるモノだったと語っている。

マルケス「22年型バイクの変化はこれまででも最大」今季懸案のリヤグリップは改善へ

 MotoGPは第14戦サンマリノGP終了後に、ミサノ・サーキットでオフィシャルテストを開催。マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)はそこで2022年シーズンに向けた新型マシンのプロトタイプを試験したが、これまででも最大の変化があるマシンだったという。

 2020年シーズン、ホンダはエースのマルケスが負傷で戦線を離脱した結果、1982年のMotoGP復帰以来初めて未勝利のシーズンを過ごした。そのためホンダのマシンは、“マルケス向け”に作られていると批判を受けることもあった。

 2021年シーズン、復帰したマルケスがドイツGPで優勝しているが、これは左回りのコースで、マルケスの負傷した右腕の負担が少なかった点の影響も大きい。

 ただそのマルケスも、2021年型のマシンについてはリヤグリップの不足を中心に、抱えている問題を批判しており、2位に終わったサンマリノGPについてもマシンがより優れたものならば、身体的な限界があろうとも、より力強く戦えただろうと語っている。

 その直後に行なわれたミサノテストでは、ホンダはこれまでのマシンとは大きく異なった見た目の2022年型プロトタイプを試験。ファクトリーチームのふたりが、その評価を行なった。

「ミサノテストでは2022年型のプロトタイプを試した。違いは大きくて、僕が(2013年に)ホンダへ来て以来、最大の変化のひとつだったと思う」

 テストを振り返ったマルケスはそう語った。

「ホンダはとても熱心に作業していて、僕もかなり興味深く思った」

「(新型では)僕たちの弱点が改善されていた。もちろん、弱点を改善すれば、また別の問題が出てくるものだ」

「だけどそれについては、既に多少理解しているし、僕と(チームメイトの)ポル・エスパルガロのコメントはとても似通ったものだった。そしてふたりとも、新型マシンで速かったんだ」

「だからファーストインプレッションは良いものだったね。でもとにかく、僕らは作業を続ける必要がある。ミサノテストはグリップがとても良くて速く走るのも楽だったから、様々なトラック、グリップの状況が違うところでどうなのかを理解しなくちゃいけない」

 なお、マルケスは新型マシンのどの部分が優れているのかという問いには、次のように答えている。

「当然僕らはより速いバイクを求めているし、よりスムーズなバイク、より曲がる、よりグリップのあるモノを求めている」

「今年の僕らの問題がリヤグリップなのは事実だ。そこはより集中している部分だし、間違いなく(新型で)改善している」

「ただ、コーナリングで少し失っているところもあった。異なるコンセプトのバイクで、多くの点で得るものがあるとは分かっているけど、今の僕らの強みのひとつである、コーナー入口の強みを失う可能性はある」

「最終的にラップタイムは(現在のマシンと)とても似ていた。ただまだ新パーツを搭載せず、弄らずに最初から以前からのモノと同じペースだったというのは重要だよ」

 

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