「パフォーマンスは望んだモノじゃなかった」マルケス弟、自身への批判に理解示す
アレックス・マルケスはMotoGPルーキーシーズンにおける自身の走りについて、「望んだほど速くない」と認め、特に予選での速さが足りていないと語った。
Alex Marquez, Repsol Honda Team
Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP2020年シーズン、レプソル・ホンダは引退したホルヘ・ロレンソの後任としてアレックス・マルケスを起用した。
だがアレックスはルーキーシーズンからホンダのファクトリーチームに入るというプレッシャーの大きいポジションにつくこととなり、この起用には疑問の声も囁かれた。
シーズンが開始されると、アレックスはバイクへの適応に苦戦し、特に予選ではそれが顕著だった。彼はこれまでの9レースで17番グリッド以上のポジションを獲得できていないのだ。(※その後第11戦アラゴンGPで11番手を獲得した)
だがMotoGP第10戦フランスGPで、アレックスはウエットコンディションの中素晴らしい走りを披露し2位を獲得。ホンダにとって今季初の表彰台を持ち帰った。
彼のホンダファクトリー加入への批判的なコメントを黙らせるような結果を遂に手にしたアレックス。そのことについてコメントを求められると、アレックスは自分がMoto3そしてMoto2チャンピオンを経験していることから、ホンダの決定に不安はなかったと語った。
「結局のところ、僕は自分が何故ここにいるのか、何故この色のツナギをまとっているのか、その訳は分かっているんだ」
アレックスはそう語る。
「僕は2度の世界チャンピオンで、なぜレプソル・ホンダが僕を昇格させたか分かっている」
「ロレンソは2019年シーズンの最終戦で引退すると言っていて、チームが決断を下すのは難しかった。だから奇妙な状況だったよ」
「彼らは僕のことを信じてくれたし、それは僕がここにいる理由だと安心をもたらしてくれるものだ」
「時には批判が良いこともある。常に自分を信じてモチベーションをキープしていく燃料になるからね」
「今年僕に寄せられた批判については同意するよ。パフォーマンスは僕らが望んだものとは異なっていたし、特に予選では僕は望んだほど速くなかったからね」
「だけど今回の昇格について、批評家の意見は気にしていない。ここに自分がいる理由はわかっているからね。それだけの話だ」
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