復帰3戦目で優勝見えたマルク・マルケス、“不必要”な2度転倒には「がっかり」

レプソルホンダのマルク・マルケスは第5戦フランスGPで荒れた天候の中、一時はレースをリード。速さを見せるも集中力に欠けた転倒には「がっかりだ」と語った。

復帰3戦目で優勝見えたマルク・マルケス、“不必要”な2度転倒には「がっかり」

 レプソル・ホンダのマルク・マルケスは復帰3戦目となるMotoGP第5戦フランスGPで、荒れる天候の中レースをリードするも、2度の転倒によりレースをリタイア。転倒は自身のミスによるものだと悔しさを滲ませた。

 2列目6番グリットからのスタートとなったマルケスは、序盤からポジションを上げて表彰台圏内を走行。5周目には降雨によるフラッグ・トゥ・フラッグを優位に利用し、先頭に躍り出た。

 マルケスは2番手を走行していたヤマハのファビオ・クアルタラロにすぐさま2秒の差をつけ逃げの体制に。しかし復帰後初優勝への期待は、9周目最終コーナーの転倒により潰えてしまった。

 ただそれでも転倒後レースに復帰したマルケスのペースは他のライダーよりも速く、順位をあげていった。しかしその後、18周目のダウンヒルで彼はまたしても転倒。レースからの離脱を余儀なくされた。

 マルケスはこの転倒について、乾きつつあった路面コンディションによるものではなく、自分自身が“他のこと”を考えていたせいであったとし、がっかりする様子を見せた。

「自分自身に怒っている。2度目の転倒は不必要だったからね。自身の順位について考えすぎて転倒してしまった」

 と、マルケスは語る。

「トラックの状況を考えもせず走行していたことが転倒の原因だよ。あの2度目の転倒は回避できるものだった。本当にがっかりだよ」

「それでも、レースウィーク全体としてはポジティブだった」

 motorsport.comがマルケスに優勝は逃したものの、現状の体の具合を考慮するとまだ“慰め”になるものがあるのでは、と尋ねたところ彼は以下のように答えた。

「そうだね。一番がっかりしている点は2度目の転倒さ。転倒する必要はなかったからね」

「これは僕のミス。自分をコントロールすることができなかった。集中力に欠けていたよ」

「僕は速く走れていた。多分速すぎていたのかもしれない。1回目に転倒をした後、先頭集団のライダー達よりも速く走っていたからね」

「走行中に腕や他のことについて考えていたんだ」

「チームにはボックスに戻る意思表示をしたよ。トラックコンディションがスリックタイヤに交換しても大丈夫だと思ったからね」

「ともかく、これがレースで僕に起こったこと。2度目の転倒には本当にがっかりさ」

「1度目の転倒は起こり得るものだ。他のライダー達が転倒していたみたいにね」

 なおマルケスはマシン交換をした際、リアにミディアムのレインタイヤを選択したライダーのひとりだった。

 1回目の転倒時のコンディションに対し、このタイヤ選択は理想的なものではなかったと言えるが、マルケスはタイヤの選択に関して、コンディションが回復することを見込んだものだったため、適切な選択だったと考えている。

 優勝も狙えるレースを落としてしまったマルケス。彼は今回のミスも「レース復帰の一部だ」と認めている。

 

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