マルク・マルケス、サーキットでの走行再開! RC213V-Sでポルティマオ走行、復帰に向け大きく前進?
マルク・マルケスは、ポルティマオのアルガルヴェ・サーキットでホンダRC213V-Sを走らせ、MotoGP復帰の準備を進めている。
Marc Marquez, Repsol Honda Team
Gold and Goose / Motorsport Images
レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、2021年終盤に負った目の負傷が回復しつつあり、1月16日にポルティマオのアルガルヴェ・サーキットでホンダの『RC213V-S』を走らせた。
2020年に負った右腕の骨折から立ち直りつつあったマルケス。しかし2021年終盤のトレーニング中に転倒。脳震盪を起こし、複視(視界にふたつの像が重複して見える)の症状が再発してしまった。
以来、マルケスは活動停止状態であり、2021年のラスト2戦とポストシーズンテストを欠場した。ただ複視の状況は少しずつ良くなっており、1月13日にはモトクロスでのトレーニング再開が許可されていた。
14日に行なわれたホンダのレース活動プレゼンテーションの際、メディアの取材に応えたマルケスは、医師は回復にどれだけの時間がかかるか分からないとしているものの、手術は必要ないと診断されたと認めた。
マルケスはその際、「プレシーズンテストを始める時には100%確実に治っていて、通常のシーズンを過ごす準備ができている」ことを確認するために、グランプリを行なうサーキットで走行する必要があると述べた。
そしてホンダは、ポルトガルGPの会場であるアルガルヴェ・サーキットで、マルケスがホンダのMotoGPバイクの市販バージョンであるRC213V-Sで走行を行なったことを、16日にソーシャルメディアで発表した。
マルケスは、この走行を終えた後も医師のアドバイスに従い、2月5~6日に予定されているセパンでのMotoGPプレシーズンテストに参加できるかどうかを確認する予定だ。
「もし僕がバイクに乗れるとしたら、それは完璧な視界を持っているからだ。でも今のところ、ドクターのアドバイスに従っているんだ」とマルケスは語っている。
「僕はグランプリサーキットをひとりで高速走行し、1日で多くの周回を重ねて、疲れた時に何か問題があるかどうかを見たいと思っている」
「僕も評価をしたいし、僕の医師はマレーシアのテスト参加を許可する前に、そうしたすべてのことを評価したいんだ」
右上腕の骨折で2020年シーズンを棒に振ったマルケスだが、2021年シーズンにカムバックし、3勝をマーク。ランキング7位となっている。
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