マルケス、アラゴンで激闘のバニャイヤ称賛「弱点がなく、ドヴィツィオーゾのようだった」

レプソル・ホンダのマルク・マルケスはMotoGPアラゴンGPで激しく優勝を争ったドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤが、かつてのライバルであるアンドレア・ドヴィツィオーゾと同じようだったと語った。

マルケス、アラゴンで激闘のバニャイヤ称賛「弱点がなく、ドヴィツィオーゾのようだった」

 モーターランド・アラゴンで開催されたMotoGP第13戦では、レプソル・ホンダのマルク・マルケスとドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤによる激しい優勝争いが展開された。最終的にバニャイヤがマルケスを退け、キャリア初優勝を手にした。

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 アラゴンGP決勝では、レース全体を通じてバニャイヤとマルケスのバトルが続き、一騎討ちの様相を呈していた。

 マルケスは全23周のレースの中で、特にラスト3周になって激しいチャージを開始。3周で7回のオーバーテイクを見せたが、バニャイヤが即座に抜き返していくことで、マルケスは先頭を維持することができなかった。

 レース後、マルケスはバニャイヤとの戦いについて、かつて自身と激しく競い合ったアンドレア・ドヴィツィオーゾのようなライディングだったと語っている。

「彼がどこで速いのか、どこが弱点なのかを分析しようとしていたんだ」

「でも弱点は無かった。コース上のすべての場所で彼は速かった。僕は何度もドヴィツィオーゾと戦ってきたけど、ペッコ(バニャイヤの愛称)はドヴィツィオーゾと同じかつ、さらにコーナースピードがあった」

「それで『オーケー、僕はどこでオーバーテイクすればいいんだ?』と考えた。追い抜ける場所が見つからなかったんだ。彼は僕よりブレーキングが深く、バイクをうまく減速させていた。そして加速も良かったんだ」

「いくつかのブレーキングポイントでは、僕のほうが少し速かった。特に左コーナーでね」

「右コーナーでは、僕がかなり苦戦していた。右コーナーでも努力はしたんだけど、ちょっと限界に達していて、そこで彼は速さがあってポジションを取り戻しに来ていたんだ」

「ファンのみんながこのバトルを楽しんでくれたなら良いと思っている。素晴らしいレースだった」

「でもバイク(のライディング)はあまり楽しめなかった。楽しむよりも苦しい方が大きかったんだ。ただピザを片手にレースを見るには良い夜だったろう」

 またマルケスは、アラゴンGPの週末に2回の転倒を喫していたことで、レースへのアプローチが難しくなってしまったと認めている。現在もフィジカル面が完璧ではない中、好結果を持ち帰るためのチャンスを無駄にしたくはないと考えているためだ。

「この2位は嬉しいよ。金曜日、そして土曜日と立て続けにクラッシュを経験してきているからね」

「僕も人間だし、(連続クラッシュ後に)レースへ臨んで速く走るのは難しい。それに今週末はフィーリングも良かったしまたミスをしたいとは思っていない。今後こうしたチャンスがあるかは分からないわけだからね」

「それで僕はやれることを全部試した。スタートからペッコを追いかけようとしていた。ただ最後のアタックに入る前から、彼が凄くうまくライディングしていて、ブレーキングも良ければ、加速も凄く良くて速いことは分かっていた」

「ラストラップでは、バックストレートで前に出たとしても、彼に追い抜かれるだろうというのも分かっていた」

「でもトライしたんだ。できることは全部試した。信じられないようなレースだったね」

「こういうのはさらなるモチベーションになる。僕らにとっては厳しいシーズンになっているけど、こうしたライディングもできるようになって、上位陣と戦えるようになってきているんだ」

 

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