MotoGP オーストラリアGP

マルケス、復帰後初の表彰台はMotoGP通算100回目のポディウム「”あの”スペインGP以来、楽しむことができた初めてのレースだった」

マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は、MotoGPのオーストラリアGPで復帰後初の表彰台獲得となる2位フィニッシュを果たした。これでマルケスは、最高峰クラスで通算100回目の表彰台となった。

Marc Marquez, Repsol Honda Team

 フィリップアイランドで行なわれたMotoGPのオーストラリアGPで、レプソル・ホンダのマルク・マルケスが2位でフィニッシュ。。怪我からの復帰後初めての表彰台を獲得した。マルケスはレース終盤、勝利を目指してスズキのアレックス・リンスを追ったが、「自分がどこから復活してきたのか」ということを思い起こし、確実にフィニッシュすることを目指したという。

 マルケスは2020年に右腕を骨折。その後、手術とレース復帰を繰り返してきた。しかし回復は順調ではなく、今季のイタリアGPを最後に療養に入り、4度目の手術を受けた。

Read Also:

 当初は今シーズン残りのレース全てを欠場する可能性もあると言われていたが、マルケスはアラゴンGPで復帰。翌戦日本GPでいきなりポールポジションを獲得してみせた。そして復帰4戦目のオーストラリアGPで2位表彰台を獲得。これがマルケスにとっては、最高峰クラスで100回目の表彰台ということになった。

「最終ラップでは、リンスを攻略しようとした。でも彼は、うまくディフェンスしたんだ」

 マルケスはレース最終盤、リンスとのバトルについてそう語った。

「彼がうまくディフェンスしているのを見た時……つまり、自分がどこから戻ってきたかを、忘れてはいけない場合があるということだ」

「でも100%のことをやった。そして僕としてはこの1年素晴らしいニュースがなかったから、とても嬉しい。それがようやくもたらされたんだ」

「僕らはとても良い雰囲気になっている。色々なことが順調に進んでいるから、それはポジティブなことだ」

 マルケスは2020年の第2戦スペインGPで転倒。この時に負った骨折が、その後長く尾を引いたわけだ。しかしそのスペインGPは劇的な追い上げを見せたため、自分自身でのキャリア最高のレースのひとつだと語っている。そして今回のオーストラリアGPは、そのスペインGP以来初めて楽しむことができたレースだったようだ。

Read Also:

「最後に楽しんだレースは、2020年のヘレスでのレース(スペインGP)だった」

 そうマルケスは語った。

「あのレースは、僕のキャリアの中でも最高のレースのひとつだった。でも、そのレースの終わりは最高のモノではなかった」

「あの時はパフォーマンスに関しては最高だったし、とても楽しかった。今日も楽しめたけど、現実的になる必要がある」

「ここ(フィリップアイランド)は左コーナーが多いサーキットで、ペースもとても遅い。そしてソフトタイヤを履いていたということもあって、最初の10〜15周は、ほとんどプッシュしていなかったんだ」

「僕はタイヤと体調をマネジメントしていた。マレーシアではひどく苦労するだろうけど、バレンシアでは再び前を狙うチャンスがあると思っている」

 マルケスは、自身の発言にもある通り、リヤにソフトタイヤを選択したライダーのひとりだった。マルケスはハードタイヤでは苦しむだろうと考えていたようで、ホンダの推奨に反し、このソフトタイヤを履くという選択をしたという。

「僕らはどんどん良くなっている」

 そうマルケスは言う。

「ホンダは頑張っている。今は争いに加わることができていない。でも彼らは、2023年に向けて懸命に努力している」

「今回の表彰台は、このモチベーションを維持し、ホンダで6回のタイトルを獲得したライダーがまだここにいるんだと、彼らに示すという点で大きな意味がある」

「彼らはいつも、僕のことを信じてくれている。そして今日、リヤにソフトタイヤを使うという選択をしたのは、僕の決断だった」

「彼らはそれに反対した。でも僕は、『僕は賭けに出る。全ての責任は僕が負うから』と言った」

「グリッドには僕ひとりしかいないなら、そういう問題はない。でもそれ(ソフトタイヤを使うこと)が、このホンダでここ(2位)にいるための、唯一の方法だった。他のタイヤを使った場合、どんなことが問題になるのか、分かっていたからね」

 
Read Also:

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 バニャイヤ、マレーシアGPでのタイトル争い決着は狙わず「これまでと同じようにやるだけ」
次の記事 エスパルガロ、電子制御のトラブルでチャンス活かせず。アプリリアは「タイトルを争うレベルにない」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

最新ニュース

キャデラック2号車、ル・マン一時トップも7位フィニッシュ。アレックス・パロウ「ミックスコンディションで苦しんだ」

キャデラック2号車、ル・マン一時トップも7位フィニッシュ。アレックス・パロウ「ミックスコンディションで苦しんだ」

LM24 ル・マン24時間
24 Hours of Le Mans
キャデラック2号車、ル・マン一時トップも7位フィニッシュ。アレックス・パロウ「ミックスコンディションで苦しんだ」
新規F1参戦アウディ、肝いりプロジェクトの命運を分けるのはサインツJr.の選択? 絶対に負けられない戦いがここにもある

新規F1参戦アウディ、肝いりプロジェクトの命運を分けるのはサインツJr.の選択? 絶対に負けられない戦いがここにもある

F1 F1
新規F1参戦アウディ、肝いりプロジェクトの命運を分けるのはサインツJr.の選択? 絶対に負けられない戦いがここにもある
フェラーリ、ル・マン連覇も「勝てるとは思っていなかった」。トヨタと白熱トップ争いを制する

フェラーリ、ル・マン連覇も「勝てるとは思っていなかった」。トヨタと白熱トップ争いを制する

LM24 ル・マン24時間
24 Hours of Le Mans
フェラーリ、ル・マン連覇も「勝てるとは思っていなかった」。トヨタと白熱トップ争いを制する
トヨタ8号車、不運にも泣きル・マンを5位で終える。悔しさを抑えきれないドライバーたち「終盤のアクシデントがなかったら勝てていた」

トヨタ8号車、不運にも泣きル・マンを5位で終える。悔しさを抑えきれないドライバーたち「終盤のアクシデントがなかったら勝てていた」

LM24 ル・マン24時間
24 Hours of Le Mans
トヨタ8号車、不運にも泣きル・マンを5位で終える。悔しさを抑えきれないドライバーたち「終盤のアクシデントがなかったら勝てていた」

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本