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32歳マルケス、”大人になった”から同僚とも関係良好? 「22歳と25歳だったらヤバかった」

マルク・マルケスはドゥカティのファクトリーチームで、チームメイトのフランチェスコ・バニャイヤとは調和の取れた関係を築いていけると考えている。

Rachit Thukral Rubén Carballo Rosa

公開日時: 2025/02/20 3:10

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Marc Marquez, Ducati Team

 2025年シーズンからドゥカティのファクトリーチームへ加入したマルク・マルケスだが、チームメイトのフランチェスコ・バニャイヤとの関係は、調和を乱すようなものにはならないと考えている。

 今年、ドゥカティはMotoGPクラス2度王者のバニャイヤと、6度の王者であるマルケスというドリームチームを結成した。こうしたチャンピオンライダーによるチームが組まれるのは、ヤマハのバレンティーノ・ロッシ/ホルヘ・ロレンソ体制や、レプソル・ホンダでのロレンソ/マルケス体制以来のことだ。

 ただマルケスのようなライダーを迎えることで、ドゥカティのガレージ内で悪影響が生じるのではないかという心配の声もあった。とはいえ、チームマネージャーのダビデ・タルドッツィは調和を乱すような内部対立の発生についての懸念は一蹴している。

 そしてマルケス本人もまた、チームメイトとのタイトル争いが予想されている今シーズン、対立が発生することはないと考えている。既にキャリアを重ね、共に成熟したライダーとなっていることが、そう考える要因のようだ。

「22歳や25歳のオスの鶏を同じ小屋に入れたなら、それはヤバいと思うよ。爆弾だ。でも、彼は27歳で、僕は32歳なんだ」

 スペインのTV番組El Hormigueroに出演したマルケスは、そう語った。

「ペッコ(バニャイヤ)はジェントルマンで落ち着いている。僕達はプレシーズン期間を通じて一緒に取り組みを進めてきて、できるだけ最高のバイクを手に入れるために、何度も話し合ってきた」

「もちろん、開幕戦から最終戦まで、レースとなればコース上では誰もが自分の利益のために戦うことは分かっている。でもコース外でなら? その違いを僕は知っているんだ」

「20歳の時はその違いを分かっていなかった。生きるか死ぬか、の問題だったんだ。20歳の僕は今と似ているところもあるけど、少し酷かったね。でも今のように取り組むことで、チーム内に団結が生まれるんだ」

「ペッコは紳士的で決して声を荒げたりはしない。でもコース上での彼はファイターなんだ。もしバイクをねじ込んでいかなければならいなら、彼はそうする。でも、それが彼の戦い方なんだ」

Francesco Bagnaia, Ducati Team

Francesco Bagnaia, Ducati Team

Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images

 マルケスは2023年限りで契約を早期に破棄し、ドゥカティ陣営のグレシーニへ移籍することを選んだ。今年はその時から見据えていたドゥカティファクトリーチームへの加入を果たしたが、ついに7度目のタイトルを狙えるバイクが手に入ったと確信しているようだ。

「ホンダを離れるという決断はとても難しいものだった。お金の問題じゃなく、自分自身を見つめて、こうして利己的かつ正直な決断をしなくてはならなかったんだ」

 グレシーニ移籍を決めたときを振り返って、マルケスはそう語った。

「契約金もそうだけど、これまでの人生を過ごしてきたチームを離れ、友人と離れ、ホンダと分かれるなんていうのは、とても重大な要素だった。でも一番優先したのは、自分自身にまだ競争力があるかどうかの答えを得ることだった」

「グレシーニへの移籍で僕はリスクを負った。自分のレースキャリアに対する投資のようなものだったよ。強さを発揮できれば、何かが起こるだろう、とね」

「昨年に(ライダーたちの)契約が終わりを迎える事はわかっていた。グレシーニで上手くやれれば、ファクトリーチームへのチャンスがあったんだ」

「自分自身をさらけ出す必要があった。僕にとって、失敗というのは自分をさらけ出すことじゃない。躓いたなら、皆の言うことを受け入れる。でもチャレンジしないことこそが、僕にとっての失敗なんだ」

「僕は挑戦し、上手くやれた。そして今、僕は自分が望んだベストチームに入り、ベストバイクを手に入れた。タイトルを勝ち取れるかどうかは、僕に委ねられている」

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