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後続を引き離す“圧勝”……マルケス「昨年もこんなレースを見せたかった」

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後続を引き離す“圧勝”……マルケス「昨年もこんなレースを見せたかった」
執筆:
2019/04/01 9:56

アルゼンチンGPで圧勝を収めたマルク・マルケスだが、昨年の同グランプリでもこうしたレースを見せたかったと語った。

 MotoGP第2戦アルゼンチンGP、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)はFP2以外のフリー走行、予選、ウォームアップでタイムシートのトップに君臨した。マルケスは決勝レースでもポールポジションからホールショットを奪うと、圧倒的なレース運びを見せ、そのままポール・トゥ・ウィン。申し分の無いレースウィークとなった。

 レースでは後続に対するギャップが一時13秒以上になる場面も有り、最終的にはマルケスが2位バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)に9.8秒もの差を付けてトップチェッカーを受けている。

「クルーズモードになることができた。年に数日だけど、マシンにそうしたフィーリングを持つことがあるんだ。初日から感覚が良かったこともあって、レースでもとても良い物を引き出せた」

 マルケスは表彰台を降りた後にそう語った。

「今日のようなレースは年間でもそれ程あるわけではないから、ここからアドバンテージを得られるようにする必要がある」

 マルケスにとって、今回のレースはバトルもなく、ただ1回のオーバーテイクすらも必要が無かった。レース前、マルケスの頭には昨シーズンのアルゼンチンGPの出来事が蘇っていたようだ。スターティンググリッドでエンジンが停止してしまい、押しがけの末に出走しペナルティを受けたレースだ。

 そして、ロッシとの接触により2度目のペナルティを受け、優勝できたはずのレースを失ってしまった。

「(今回は)“マルケススタイル”での勝利では無かった。だけど正直に言うと、僕は昨年こうしたレースを見せたかったんだ。スピード、そして正確さを示したかった」

 マルケスはそう胸中を明かしている。 

 彼にレース中もそうしたことを考えていたのかと尋ねると、マルケスはこう答えた。

「レース中に頭に浮かぶことはなかった。だけど朝やピットに到着した時、夕食の時あたりは、“上手くやろう”と考えていた」

 ただ、彼は簡単に勝利を収めたが、レースで並外れて速いわけではなかった。

「ラップタイムは少し遅くなった。コーナーの入口に何か問題があってタイムを稼げる部分でリスクが大きくなっていたんだ。結局、最終ラップで問題が起きるのを避けるためにタイヤを管理することにした」

「勝つことは決して簡単じゃない。カタールのように苦しむ時もあるし、今回のようにレースをできる時もある。そうした時にアドバンテージを得る必要があるんだ」

「フィニッシュラインを通過した時、(アンドレア)ドヴィツィオーゾとロッシが2位を争っていることを知った。ロッシが2位になることを願っていたよ」

 実際にロッシは2位表彰台を獲得し、開幕戦ウイナーのドヴィツィオーゾが3位に終わったことで、現在マルケスはランキング1位の座に就いている。そして、次戦アメリカズGPはマルケスが6連覇中であり、彼の“庭”とも言えるオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズが舞台となる。

「僕の人生の中で学んだことのひとつは、期待しすぎないことだ。僕らはオースティンに良い思い出を携えて赴くけど、初日から懸命に取り組む必要があるだろう」

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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント 第2戦アルゼンチンGP
サブイベント Race
ロケーション Autodromo Termas de Rio Hondo
ドライバー マルク マルケス 発売中
執筆者 Federico Faturos