限界まで攻めたマルケス「3列目からのスタートがやる気につながった」

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限界まで攻めたマルケス「3列目からのスタートがやる気につながった」
David Gruz
執筆: David Gruz
2018/11/04 11:12

MotoGPマレーシアGPで優勝したマルケスは、7番手スタートがモチベーションになり、限界まで攻めてロッシを追っていたと語った。

 マレーシアGPで優勝を果たしたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は、トップを走行していたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が転倒した時点で、限界まで攻めていたと語った。

 マルケスは予選で最速タイムをマークしたものの、他のライダーのアタックを妨害したとしてペナルティを受け、7番手から決勝に臨んだ。

 しかしマルケスはオープニングラップで4番手まで浮上すると、5周目にはヨハン・ザルコ(テック3・ヤマハ)を交わし、トップを走るロッシに次ぐ2番手につけた。

 レース後半に入ると、マルケスは1秒ほどに開いていたロッシとのギャップを徐々に詰め始めたが、なかなかオーバーテイクはできなかった。

 すると、ロッシは残り4周を切った1コーナーで転倒。これでトップに浮上したマルケスは、労せずして勝利を手にすることができた。

 マルケスは全力でラップを重ねていたので、ロッシがクラッシュしなければラストの数周で追いついたと考えている。

「僕のプランでは、最後にトライしようと決めていた」とマルケスは語った。

「余力はなかった。僕たち(マルケスとロッシ)は両方、限界までプッシュしていた。2分1秒台前半や2分0秒台後半という、本当に速いペースで走っていたんだ」

「それから彼が苦戦し始めたのが見えた。だから終盤に追いつこうと計画した。4〜5周しか残らないが、かなり近づけると思っていた。僕たちのレベルはかなり近かった」

 マルケスは、決勝日のバイクは決して完璧な状態ではなく、3〜4回ほど転倒しかけたと話した。それでも、ペナルティを受けて7番手からのスタートとなったことで、奮起したのだという。

「今日はとてもハードなレースだった。僕は週末を通して素晴らしい仕事をしたのに、レースではバイクが完璧ではなかった」

「頭を使わず、本能でレースをプッシュしていた。3回か4回クラッシュしそうになった」

「7番手からのスタートになったことで、モチベーションが湧いたんだ。過去に3列目からスタートして、勝ったことは無かったからね」

「1周目は良かったけど、キャリア最高というわけではなかった。何台か抜いたけど、バレンティーノが序盤からかなり攻めているのが見えた。だから僕もプッシュしたんだ。予選のように攻めた」

「僕がヨハンを抜いた時、バレンティーノは本当に近いところにいたと思うけど、タイヤがオーバーヒートしてしまって、苦戦し始めてしまった。バイクを快適に感じられなくなり、最終コーナーでフロントのグリップを失って、肘を使って立て直したこともあった」

「それから『大丈夫だ、落ち着け。スマートに行くんだ。タイヤの状況を把握するんだ』と自分に言い聞かせた。それから少しずつ感触が良くなり始め、コンマ1秒ずつバレンティーノに追いつけるようになったので、さらにやる気が湧いた」

「1コーナーで、彼がワイドになるのが見えた。彼はタイムを失いたくなくて、素早く戻ってこようとしたようだけど、彼はフロントを失ってしまった」

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