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マルケス、僚友の転倒で上位グリッド逃すも「特別なアタックじゃなかった」と平静。転倒も影響はナシ

レプソル・ホンダのマルク・マルケスはMotoGP第5戦ポルトガルGP予選で、チームメイトのポル・エスパルガロが転倒したことによる黄旗で、タイムが抹消された。しかし上位グリッドを取り逃す結果になったものの、彼は特段悪感情は示さなかった。

Marc Marquez, Repsol Honda Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP第5戦ポルトガルGPの予選で、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)はチームメイトのポル・エスパルガロの転倒による黄旗の影響で、好タイムが抹消。しかしそれほど怒ってはいない様子だ。

 ポルトガルGP予選は雨が降り止んだことにより、路面コンディションが急速に改善。Q1、Q2ともにライダー達が走るたびにタイムが更新されていく慌ただしいセッションとなった。

 マルケスはQ2最終盤、最後のアタックで暫定トップとなるラップタイムを記録。しかしこの直前、最終コーナーでエスパルガロが転倒していたことにより、最終セクターには黄旗が掲示されていた。そのため、マルケスの記録したタイムは抹消されてしまった。

 その後、他のライダーがアタックを問題なく行なった結果、マルケスはQ2を9番手で終了することになった。

 チームメイトの転倒が響き、上位グリッドの可能性を失ってしまったマルケスだが、当該のラップは”特別なモノ”ではなかったと認め、エスパルガロに悪い感情を抱いているわけではないと語った。

「予選で示した速さに満足しているんだ。ちょっとオースティンのようだった」と、予選後にマルケスは語った。

Marc Marquez, Repsol Honda Team

Marc Marquez, Repsol Honda Team

Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images

「自分たちの速さには満足しているけど、ちょっとした不運もあった」

「結局のところ、終盤には皆が(タイムを)改善してきていた。コース(のコンディション)はどんどん良くなってきていたから、皆最後にプッシュするのを待っていたんだ」

「僕が良いラップで来ていたのは確かだ。でも堅実なラップで、何か特別なモノだったわけじゃない」

「それから、僕は普段このコンディションで速いことは分かっていた。でも『OK、何かスペシャルなやつじゃなく、しっかりしたラップにしよう』と思っていたんだ。ただ最終コーナーに差し掛かった時に黄旗を視認したんだ」

「ちょっとだけスローダウンしたけど、自分のポジションがどの辺りなのかを理解したかったから、最後まで走りきりたかった」

「9番手スタートは悪くない。2列目だったらもっと良いのは確かだけどね。でも、それはそれだ」

 なおマルケスは、ウエットコンディションで行なわれたFP3でハイサイドを喫して転倒している。第2戦インドネシアGPで同様にハイサイドし、右目の複視が再発して、第4戦アメリカズGPで復帰を果たしたばかりのため、こうしたクラッシュは心配の種だ。

 彼も転倒した場合に複視が再発するリスクは承知しているものの、FP3での転倒は普通のものだったと語った。

「つまり、これがオースティンで復帰すると決めた時に、主治医に聞いた質問のひとつなのは確かだ」

 再びクラッシュして無事で済んだことで安心したかと訊かれたマルケスは、そう答えた。

「僕は『また頭をぶつけたら、どうなるんですか?』と訪ねたんだ。主治医は頭を打って衝撃を受ける度に同じ問題が現れるということではないと答えてくれた」

「(復帰戦の)オースティンでリスクがあるし、次のレースでリスクがあり、そして来年のレースでもリスクがある。インドネシアGPでのクラッシュが強烈なモノだったのも確かだ」

「今回、僕はクラッシュして頭を打ったけど何も起きていない。首が痛いのはあるけど、普通のクラッシュだったんだ。それ以上のことはないよ」

 なお決勝レースはドライコンディションになる予報となっている。そのためライダー達にとっては、朝のウォームアップセッションがセッティングを詰めるための重要な時間となるはずだ。

 マルケスも、9番手から良いレースにするためには、タイヤ選択とセットアップが重要になってくると認めている。

「明日はウォームアップが重要になってくるはずだ」

「タイヤ選択とベースセットアップの面ではちょっと運が必要かもしれない。ウォームアップでセットアップを作れなければ、レースで試すモノがないからね」

「全てをトライする時間はない。だからこの2点が全て適切に進めば、レースでは100%の力を発揮できるようになると思う」

 
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