マルケス、FP1転倒で“目に砂”「フィーリングは良かったけど、病院で洗浄して貰う必要があった」
レプソル・ホンダのマルク・マルケスはMotoGPイギリスGPのFP1で転倒したことで目に砂が入り、洗浄のために病院へ行かなければならなかったと明かした。

シルバーストン・サーキットで開催中のMotoGP第12戦イギリスGP。その初日フリー走行1回目終盤、ターン2でマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がクラッシュを喫したが、彼はその結果病院で目の洗浄を受ける必要があったという。
FP1も残り2分という終盤、マルケスはターン2へ向かう際に時速272kmでクラッシュ。マシンから投げ出されたマルケスは芝の上を転がった。怪我は無かったものの、破損したマシンがコース上に残されたことでセッションは赤旗中断となった。
マルケスはそのFP1ではトップタイムをマーク。続くFP2でも5番手タイムを記録するなど全体的に好調な一日となった。しかし彼曰く、FP1での転倒によって目に砂が入ったことに悩まされていたようだ。
「今日は最初からとても良いフィーリングがあったんだ」と、マルケスはプレスリリースにコメントを寄せた。

Marc Marquez, Repsol Honda Team
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
「今週はエネルギーが感じられて良いフィーリングだとは話していたけど、今日は(ピットから)出ていってすぐ、バイクに良いフィーリングがあったし、思うように乗れていた」
「FP1の終了間近に大きなクラッシュを喫してしまったのは残念だった。それでクラッシュした際に目に砂が入ってしまったんだ」
「そのせいでFP2の間は涙が出てしまって、集中するのが難しくて、ベストなパフォーマンスを発揮することもできなかった」
「だけどそうした状態でも、FP2は上手くいった。ただその後、目の調子が良くなかったんだ」
「視界は大丈夫なんだけど、病院へ向かったんだ。それで洗浄してもらった」
「明日には問題なくなっているだろうと言われた。ただ今日の午後は目を閉じて休む必要があるね」
「シルバーストン戦を上手い形で始められたから満足している。日曜日までこのレベルを維持できるかどうか、様子を見てみよう」
今回好調だったのはマルケスだけではない。チームメイトのポル・エスパルガロもFP2で4番手タイムと上位につけているのだ。
エスパルガロによると、今回のシルバーストン戦では冷涼な気温と、新路面がホンダのマシンに不足しているグリップを補う形になってくれているのだという。
「気温が低いことで、僕らはソフトタイヤでよりグリップが得られて、全体的なグリップが良かったんだ」と、エスパルガロは説明する。
「全く同じことがル・マン(フランスGP)でも起きていた。気温も似ていたし、路面も再舗装されていた。そうしたコンディションが僕の助けになったんだ」
「(これまで乗ってきた)他のメーカーではもっとグリップがあった。チームメイト達はそのグリップへの対処が問題になっていたようだけど、僕にとってそのグリップは大きなアドバンテージだった」
「良いグリップがあれば、僕はそれを使っていくことができる。つまり、グリップが良ければなんとかなるんだ」
「良い路面よりも悪い路面の方が多い。だから今年は特にリヤのグリップが問題となって苦戦してしまっている」
「今回は問題なくスムーズに進んでいるように見えるけど、作業を続けなくちゃいけない。自信を持てたことは良い。でも手は動かし続けなければ」
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