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オーストリアGP表彰台争ったマルク・マルケス、実は“痛み止め”を使用。まだまだ完調は遠い?

レプソル・ホンダのマルク・マルケスはMotoGP第11戦オーストリアGPで一時は表彰台も争う速さを見せたが、レース前には鎮痛剤を駐車しなければならなかったと明かした。

Marc Marquez, Repsol Honda Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 レッドブルリンクで行なわれたMotoGP2連戦の2レース目第11戦オーストリアGPで、レプソル・ホンダのマルク・マルケスは転倒を経験しながらも15位でフィニッシュ。ポイントを持ち帰った。

 マルケスは第3戦ポルトガルGPで昨年の右腕骨折から復帰。第8戦ドイツGPでは優勝も記録しているが、約1ヵ月間のサマーブレイクを経た今でも、右腕の状態はまだ100%回復しきっていないと彼は説明していた。

 オーストリアGPはレース開始時から雨がぱらつく難しいコンディションとなったが、マルケスは序盤から積極的にポジションアップを狙い、表彰台圏内での争いを展開。最終的にはレイン用のマシンに乗り換えた後に転倒してしまったが、印象的な走りだったと言えるだろう。

 ただマルケスは、今週末のレースでは市販の鎮痛剤を右腕に投与しなければならなかったと明かした。彼は優勝したドイツGPと、前戦スティリアGP以外のレースでは全て鎮痛剤を使用していたという。

「ドイツGPでは(右腕は)気にならなかったし、先週もそうだった。でもそれ以外のほとんどのレースで、3〜4回は(痛み止めを)使わなくてはならなかった」

「使うかどうかは僕のフィーリングによる。薬局で買えるデクスケトプロフェン(製品名エナンティウム)を筋肉に浸透させるんだ。この方法がより早く、効果的なんだよ」

「鎮痛剤を使うのは、できるだけ避けようとはしている。次の日に悪くなるだろうというのも分かっているからね。だけどレースでは常に助けになる。痛みがあっても、より力が出せるんだ」

 なおオーストリアGPのレースそのものについてマルケスは、転倒こそあったが、ドライコンディションでいいレベルにあることを示せたため、非常に満足できるものだったと語る。

 また彼はオーストリアGPで見せた速さの鍵については、ライバルの多くがリヤにミディアムを選択するなか、ソフトタイヤを選んだことだったとしている。

「ああ、もちろん外野から見れば、僕はギャンブルすることを選び、ホンダがそのリスクを採ったように見えただろう」

「でも前日のFP4で僕らはこのタイヤを試していたし、パフォーマンスは悪くなかったんだ」

「そして経験としてもこのタイヤが上手く機能すると思っていた。ミシュランのタイヤは時々ソフト、ミディアム、ハードのコンセプトを忘れる必要があるんだ」

「ただ試してみて、そしてフィーリングを理解することが必要なんだ。僕らの今季のバイクはかなりリヤグリップで苦戦しているしね」

「だからソフトを使うことで少なくとも10〜15周は上手く走ることができる。ただ理由はわからないけど、レース終盤の方が序盤よりも強さを感じられた」

「レース前は雨が降ることも祈った。それが唯一のチャンスだったからね。でもレース中は強い走りができていたから、雨が振らないように祈っていたよ」

「今日はこうして速く一貫性のある走りができたのは、良いニュースだった。でもホンダにはまだ十分じゃないと話している」

「僕らは仕事を続けないといけない。僕があの位置にいたのは事実だけど、リスクも多く背負っていたんだ」

「この先、来年チャンピオンシップを争いたいなら、僕らはもう少し速くなり、幾つかの点で改善していかなければならないだろう」

 

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