快進撃が続くマルク・マルケス「これは普通のことじゃない」日本GPでのチャンピオン戴冠を狙う?
ドゥカティのマルク・マルケスは、14戦10勝という圧倒的な成績を残しているものの、まだそれに慣れていないと語った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
今季、ドゥカティのファクトリーチームに加わったマルク・マルケスは、まさに圧巻という他ない成績を残している。14戦中10勝、8回のポールポジション、12回の表彰台を獲得。土曜のスプリントでは、イギリスGPを除いた13レースで勝利している。
5月末のイギリスGPでアプリリアのマルコ・ベッツェッキが勝って以降、マルケスより前でチェッカーを受けた者はいない。合計455ポイントを稼ぎ、ランキング2番手の弟アレックス・マルケス(グレシーニ)に175ポイント差をつけている。たとえ4戦欠場しても逆転できないほどの差だ。
グリッド全体を掌握していると言っていいほどの数字を列挙され、マルク・マルケスは「すべて順調だ」と答えた。
「順調だが、地に足はつけたい。これは普通のことじゃないと自覚しているし、慣れることもない。例外的なことだ」
「しかしこの強さで走り続けられる限り、僕は走り続ける。そして繰り返し心に刻んでいる。いつか勝てなくなる日が来ても、それはメディアにとってのニュースにはなっても、僕にとってはそうではないとね」
「僕たちはMotoGPを戦っている。敗北は次の週末にいとも容易く訪れるかもしれない」
実際、ハンガリーGPのターン1~2ではあと数mmズレていれば、リタイアに終わっていたかもしれない。アプリリアのマルコ・ベッツェッキのマシンと接触し、転倒しかけたのだ。
「ターン1では安全策を取った。マルコがイン側にいるのを見た。イージーにインから攻め込めたが、彼が状況をどれだけコントロールしているか分からなかった。首位を失うと承知でブレーキを緩める選択をした」
そうマルケスはハンガリーGPを振り返った。
「ターン2では彼のラインに驚かされた。後でそれが彼の通常ラインだと気づいたけどね。彼はコーナーで大幅に減速し、イン側に非常にタイトに切り込んだ。僕のように広いラインとは全く違う走りだった。だからあのターン2のラインには完全に不意を突かれた。レースでは何が起きるか分からない。あの接触で週末全体が事実上台無しになりかねなかった」
これまで彼の主なライバルは弟のアレックス・マルケスだった。ただ彼はここ数戦、あまり結果を残せていない。
アレックスに何が起きているのか? そう尋ねられたマルク・マルケスは次のように答えた。
「何も起きていないよ。怪我でリズムを崩し、オーストリアではまだ負傷した状態でミスを犯し、ペナルティを受けた。ハンガリーは彼のスタイルに合わないサーキットだ」
「だけど(母国レースの)カタルニアが迫っている。彼がトップに立つ姿を見ることになるだろう。最も重要なのは、彼が依然としてランキング2番手を維持していることだ。彼も僕を助けてくれるように、僕も彼ができるだけ多くのポイントを獲得し続けられるよう支援するつもりだ。シーズン開始時からそうしてきたように、毎週末お互いを支え合っているんだ」
ただ、もしカタルニアGPでマルク・マルケスが弟よりも10ポイント以上多く獲得した場合、さらにその次のサンマリノGPでマルク・マルケスのタイトル獲得が決まる可能性が出てくる。
これについて彼は「不可能ではない。数字的にはね」と答えた。
「でも最初のマッチポイントは、日本かインドネシアで掴みたい。ドゥカティはイタリアで決着を望んでいるだろうし、僕はモンメロ(カタルニアGP)で最大限の力を引き出すつもりだ。でも弟にはカタルニアで最高の週末を過ごしてほしい」
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