マルク・マルケス、最新型バイクでもタイトルは獲れなかった?「やりたかったことはすべてできた。優勝はおまけ」
マルク・マルケスは、たとえMotoGPの2024年シーズンにファクトリー仕様の最新バイクを使っていたとしても、今季のタイトル争いに加わることはできなかっただろうと語った。
Marc Marquez, Ducati Team
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
マルク・マルケスは2024年に最新仕様のドゥカティのバイク、デスモセディチGP24に乗っていたとしても、2024年のMotoGPタイトルを獲得することはできなかったと考えている。
マルケスは昨季限りでホンダ陣営を離れ、ドゥカティ陣営のグレシーニに移籍。ドゥカティはグレシーニに1年型落ちのバイクを供給しており、マルケスもGP23でシーズンに臨んだ。
ドゥカティはGP23からGP24にかけて、大きな進歩を果たしたと考えられており、マルケスは最新のバイクに乗るドゥカティのファクトリーチームやプラマックのライダーに対して不利な立場に置かれた。
しかしマルケスは3勝、10回の表彰台を獲得し、最終的にチャンピオンとなったホルヘ・マルティン(プラマック)、フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)に次ぐランキング3番手を獲得した。
同じ型落ちバイクを使用する弟でチームメイトのアレックス・マルケス(同8番手)と比べると、もしマルケスがマルティンやバニャイヤと同じく最新バイクを使用していれば、7度目のMotoGP王者に輝くチャンスがあっただろうと多くの関係者が確信していた。
しかしマルケスは、どのようなシナリオでもマルティンとバニャイヤに戦いを挑むことはできなかっただろうと感じており、ホンダでの悲惨な4年間を経て、キャリアの中で 「ベストなタイミング」ではなかったと説明している。
Marc Marquez, Gresini Racing
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
motorsport.comのスペイン版に、GP24に乗っていたとしたらタイトルを獲得していただろうかと尋ねられたマルケスは「イエスというつもりはない」と語った。
「ホルヘもペッコ(バニャイヤ)は素晴らしい1年を過ごしたからね。僕はタイトルを争うベストなタイミングではなかったから、タイトルは獲れなかっただろう」
「ポイントという面でもっと近づけたかもしれないけど、僕はタイトルを勝ち取れなかったと思う」
マルケスは2023年末グレシーニに移籍するため、高額の報酬を得られるホンダとの契約を解除するという賭けに出た。
それはとりわけ、11年間ホンダRC213Vに乗ってきた後、まったく異なる哲学に基づいて作られたバイクに適応しなければならないことを意味した。
2020年のヘレスでキャリアを左右する腕の怪我を負い、完治までに4度の手術を受けたマルケスにとって、その適応はより困難なものになると見られていた。
マルケス自身、2024年に表彰台を獲得できるとは考えておらず、9月にアラゴンGPで挙げた勝利以降の計3勝は、彼にとってボーナスだったという。
「身体的な感覚という意味では、(2023年の)バレンシアでテストを受けるつもりだった。ホンダで10年過ごした後に、ドゥカティのテストができたのは、今シーズン最大の収穫だった」
「ヘレスでの表彰台は優勝を間近で見ることができたし、アラゴンでの優勝は執着心があったわけではないけれど、追いかけていた」
「今年ノートに書いたことはすべてやり遂げた。残りは贈り物のようなものだったんだ。それはチャンピオンになるために書いたものだったか? 現実的じゃなかった。地獄の4年間から一気に栄光をつかむことはできないだろう」
マルケスは来季、ドゥカティのファクトリーチームに昇格。最新型のデスモセディチGP25に乗る3人のうちのひとりとなる。彼がバニャイヤに対してどんなパフォーマンスを見せるのかは、2025年のMotoGPにおける大きなトピックとなるだろう。
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