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マルケス、復帰戦初日は及第点「バイクを信頼するための1日だったけど、上手くいった」

MotoGP第4戦アメリカズGPで復帰したレプソル・ホンダのマルク・マルケス。初日の走行を終えて、彼はバイクを再び信頼し走り出す良い1日だったと語った。

Marc Marquez, Repsol Honda Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP第4戦アメリカズGPで、レプソル・ホンダのマルク・マルケスがグランプリに復帰。初日のフリー走行は、大クラッシュから立ち直るための重要な学びになったようだ。

 マルケスは第2戦インドネシアGPのウォームアップセッションで、激しいハイサイドを喫して転倒し、頭部を強打。当初は脳震盪ということで決勝を欠場したが、後に右目にかつて患っていた複視が再発していることが分かった。

 結果としてマルケスは第3戦アルゼンチンGPも欠場。ただ第4戦アメリカズGPでの復帰許可が得られたため、彼は得意のサーキット・オブ・ジ・アメリカズでライバルと競えることになった。

 大得意とするCOTAでのグランプリだが、マルケスは大クラッシュの後の復帰戦ということで、”自信”を再び取り戻すことが目的だと語っていた。

 実際の走行が始まると、FP1では5番手、FP2では6番手タイムをマーク。ホンダ勢としてはトップの位置で初日を終えている。

 久しぶりのMotoGPマシンでの走りを振り返ったマルケスは、ひとまず上手くいったとコメントした。

「アグレッシブにスタートさせた。それがベストな方法だったからね。今日は再びバイクを信頼するための1日だったんだ」と、マルケスは言う。

「セットアップはインドネシアでクラッシュした時のモノを使用した。カタール決勝で使ったものでもある。変える意味も無かったんだ」

「コースに出て、この2週間のことを忘れるのは簡単じゃなかったけど、上手くいったよ」

「土曜にはいくつか調整点を見つけるための作業に戻るだろう。実際、チームにもアイデアがあるからね。2022年型のマシンの感覚は、僕にとってまだかなり難しいものなんだ」

 昨年末にも複視を患っていたこともあり、スピード復帰には心配する声もある。ただマルケスは、そうした体調についての質問はシャットアウトした。

「僕はもう走るためにここに来ている。だから体調について僕に尋ねるべきじゃない。優れないなら、伝えるよ」

 
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