マルケス、アメリカでの復活劇を経てポルトガルにも期待感「先頭集団での戦いに戻りたい」
マルク・マルケスはMotoGP復帰戦アメリカズGPを6位で終え、”先頭で戦い戻る”ことを望んでいる。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第5戦ポルトガルGPが4月22日から開催される。レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、先頭集団での戦いに参加することを期待しているようだ。
マルケスは第2戦インドネシアGPで激しい転倒を喫すると、右目に複視を発症。第3戦を欠場し、第4戦アメリカズGPで復帰を果たした。
そのアメリカズGPではスタートでトラブルが発生し大失速。最後方までポジションを落としてレースを始めなければならなかった。しかしサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を得意とするマルケスはそこから怒涛の追い上げを開始。最終的に6位でのフィニッシュを果たし、優勝争いに加われるだけの速さがあったと示した。
MotoGPは次戦からヨーロッパラウンドへと入る。マルケスはポルトガルGPの行なわれるアルガルヴェ・サーキットでの経験は1度しかないが、COTAでの”復活”から続けて上位で争いたいと語った。
「ポルトガルでレースするのが楽しみだよ。とてもフィジカルに厳しいサーキットだけど、凄く楽しいんだ」
マルケスはポルトガルGPを前に行なわれたイベントで、そう語った。
「全てが上手く進んだわけではないけれど、アメリカでは僕らの速さ、そして何ができるのかを示せたと思う」
「ベストな形で今年をスタートさせられなかったけど、先頭集団での戦いに戻りたいし、好リザルトを争いたいと思っている」
そのためには今シーズンから大きく設計が変更された新型RC213Vを乗りこなす必要がある。今のところ、マルケスはホンダに”どこでも勝利を狙えるわけではない”と不満も見せているが、ホンダの改善に期待を示した。
「僕らは最大限の力を引き出すために自分自身、そしてバイクへの取り組みを続けていく必要がある。でも僕もホンダも改善していっていることは分かっているからね」
今季のMotoGPは4レースを終えた段階でエネア・バスティアニーニ(グレシーニ)がランキング首位。13番手のマルケスとは現在40ポイント差となっているが、チームマネージャーのアルベルト・プーチはタイトルを狙える位置だとも語っている。
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