マルケス、リンスのタイトル争い参戦を歓迎。「彼の強みは“プレッシャーが無いこと”」

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マルケス、リンスのタイトル争い参戦を歓迎。「彼の強みは“プレッシャーが無いこと”」
執筆:
2019/05/16 6:09

マルク・マルケスはライバルと目するアレックス・リンスの最大の強みはプレッシャーが無いことだと語った。

 スズキのアレックス・リンスは、昨シーズンから11戦連続のトップ6フィニッシュを記録しており、今シーズンのアメリカズGPではMotoGP初優勝を収めている。そして、リンスは現在ランキングで2位につけており、トップのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)とは僅か1ポイント差だ。

 マルケスは、ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾがタイトル防衛における最大の脅威になると、繰り返し話してきた。しかしスズキとリンスもまた、ライバルになりえると彼は認識しているようだ。

「僕は(開幕前テストの)マレーシアで既にアレックスがここ(ランキング上位)にいるだろうと話していた。彼は2018年を良い形で終えていたし、今シーズンは良い入り方をしているからね。プレシーズンテストでも良い形でライディングをしていた」

「彼の強みは、今の所プレッシャーを抱えていないという点だ。もちろん、いずれはそうなるだろう」

「本当のことだ。今の彼は2位でフィニッシュしても、とても満足するだろう。1位でゴールしたなら、それは素晴らしい事だ。そして3位でも彼は喜ぶだろう」

「(リンスは)今はチャンピオンシップにおける、また別のライバルだ。彼は既にタイトルを争う準備ができているし、マシンもそうだ。そして、チャンピオンシップにとって、多くのメーカーがタイトル争いに参加するのは重要なことだ」

 リンスは今シーズン好成績を残しているが、一方で予選での速さが弱点として残っている。彼は今シーズン、予選で7番手以上につけたことが無いのだ。

「分かっている。僕らはもっと懸命に予選に取り組む必要がある」と、スペインGPでは9番手から2位まで猛チャージを掛けたリンスは語った。

「いつももっと良い位置からスタートしたいと思っているけど、それが難しい。そして、これがMotoGPだ。速いラップを刻もうとしているんだけど、難しいんだ。だけど僕は同じラインを通るようにキープして、改善しようとしている」

「本当に原因が何かわからない。前に言ったように、恐らく予選ではブレーキング部分で改善が必要なんだ。そこを改善できたら多分、もう少し簡単になると思う」

「だけど、正確に何が問題かは分からない。マシンの限界を試してみているけれど、どこが問題なのか分からないんだ」

 しかしながら、リンスはスペインGP後に行われたヘレス公式テストでは、予選に特化した取り組みは行わず、代わりにレースペースをより着実なものとするための策を調べていたという。

「ソフトタイヤは履かなかった。僕らはリズムにのみフォーカスを当てて、異なるスイングアームや、電子制御に関して多くのことを試していたんだ」と、リンスは言う。

「1周1周のペースはよりコンスタントにできたし、そうするのは簡単だった。だからとても満足しているよ」

Additional reporting by Oriol Puigdemont

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この記事について

シリーズ MotoGP
ドライバー アレックス リンス , マルク マルケス 発売中
チーム Repsol Honda Team , Team Suzuki MotoGP
執筆者 Valentin Khorounzhiy